(今日のコトバ)
ぜんぶ揃って幸せなのではない。
何か欠けたものを満たすことで
幸せが生まれるのだ。
喜びが、楽しみが、満タンになることも、
幸せのカタチだと思う。
でも、いちばん幸せな時っていつだろう。
考えてみると、何かに試みて、その成果があらわれ、
「もっとがんばってみるか」と思っている時が、
いちばん幸せなような気がする。
なにもかも達成してしまって、喜びの頂点なのだけど、
次の目標がなくて心にすきま風が吹き出すより、
頂上を目指して駆け上がっている人間の方が
端から見ていてもおもししろい。
いまの幸せに満足していなくても、
着実に目的に近づいたり、成長しているなら、
それは、とても幸せな状態にあるはずだ。
その幸せを大事にしよう。
その幸せを生涯追い続けよう。
仮に何かを達成してしまったら、
次の目標をもてばいい。
次の目標が、新しい幸せが生まれるはずだ。
そして、成長や成果の中に埋まっている幸せを
また、たっぷり掘り起こせるはずだ。
ヴィッセル神戸の三浦知良が横浜FCに移籍した。
彼もサッカーを引退することで、目標がなくなることが
どれだけ寂しいことがわかっていたと思う。
その結果、J2でもサッカーをすることを選択した。
新しい目標をつくって走り出せば、また、新しい幸せが生まれる。
そのことを彼は知っているのだ。