(今日のコトバ)
人の足をひっぱっている時、
自分の足はノーガードだ。
あの人の功名がうらやましくて、あの人の成功が悔しくて、
足をひっぱってやろうと思う。
うまくいけばあの人がズッコケて功名を失ってしまう。
その時、ざまあ見ろとほくそ笑むことができる。
ただ、ここでほくそ笑むことに何の意味があるのだろう。
足をひっぱった人が逆転できるわけでもない。
自分に功名がめぐってくるわけでもない。
ほんの一時、自分の気持ちを満足するだけのことだ。
反対に、あの人の足をひっぱっている時に、
自分は成功に近づいているのだろうか。
進化しているのだろうか。
少なくともあの人に悪意をもって足をひっぱっている時に、
自分の進化は見られないだろう。
つまりは、自分が足をひっぱっている状態では、
自分も先へは進めない状況にあるのだ。
だとしたら、足をひっぱることに意味はない。
賞賛する。悔しがる。どちらでもいい。
ただ、そこから必要なエッセンスだけを抽出して、
自分の目標達成のために利用しよう。
その方がいい。その方がポジティブだ。
人は、悪意に集中しているあいだに進化はしない生き物なのだ。
(トピックス)
アジアCL 浦和レッズドロー
シドニーFC対浦和レッズは、2-2のドロー。
アウェーのゲームで2点先制されたが、ポンテ、永井雄一郎の
得点で同点に追いついた。年末のクラブワールドカップまで、
最高のパフォーマンスを発揮してくれ。
オシムジャパン追加招集
キリンチャレンジカップ、ペルー戦に向けて追加招集が発表された。
メンバーは、水野晃樹、家長昭博、本田圭祐、巻誠一郎、佐藤寿人、
松橋章太、矢野貴章。オリンピック世代も含め、これで現状でのベスト
メンバーが組めるはずだ。
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