次の戦いにジェラシーを

(今日のコトバ)

 

 

ジェラシーをもたれる人間は、背中に才能を背負っている。

 

 

注目の的を越えて、嫉妬の的となると、

自分と同じ目的において、圧倒的に強いか、いつも自分に

僅差で勝つかする人間が的になる。

嫉妬、ジェラシーと日本語でも、英語でも、けして気持ちいい

響きはしないコトバだが、このコトバがあるからこそ、

人間は進化してきたといっても過言ではない。

自分と同じ目的で、自分が勝たなければ道が開けない時、

必ず先へ行く人間に嫉妬する。

「正々堂々と戦って負けた」とか、「悔しさはない」とか、

表面で語っても、心の中では嫉妬でいっぱいのはずだ。

その嫉妬というマグマが沸々と沸いた時、

人間は最大のチカラを発揮する。

ジェラシーゲームというけれど、

それは恋のゲームだけでなく、戦いの上で進化するための

ゲームでもあるのだ。

この嫉妬・ジェラシーのチカラを戦いの場面で

最大限に利用しよう。

足を引っ張るのではなく、嫉妬で沸くチカラを次の戦いに

投資するのだ。

努力とか、分析とか、作戦とか、技術とか、

フェアープレイにジェラシーを使え。

その鍛錬が自分を進化させる。

そして、自分に未知のチカラを授けてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(トピックス)

 

世界柔道、谷亮子金メダル

 

 

谷亮子が世界柔道7度目の優勝を果たした。

公約通り母親になっての金メダルに「過去の6度よりも、いい試合ができた

感触がある。思ったよりも力負けしなかったし、スタミナも大丈夫だった。

今回の優勝で大きな自信を得た」と話した。

本当に強いのは谷亮子であることを証明した。

その後の男女無差別級決勝でも、男子の棟田康幸(警視庁)と

女子の塚田真希(綜合警備保障)が優勝。来年の北京まで

柔道界全体で反省点を修正して、日本が明るくなる試合を展開してほしい。

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバー及びその他作品は、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。