(今日のコトバ)
愛のある方へ、人は歩いていくものだ。
暖かいクリスマスイブだ。風は冷たいが12月としては
とても暖かい。銀座も、新宿も、ギフトを買う人であふれている。
12月の初旬はあまり人が街にいない気がしたが、
さすがクリスマス。引きこもっていた人々も街に誘い出し、
楽しい時間を与えてくれている。
今日がクリスマスだからというわけではないが、
人は愛を見つけると、どんどんその愛の方向へ集まっていく
習性がある。イベントとしての記念日はすべて、
その基本に愛があり、愛があるからこそイベントが成り立つ。
人の教育にしても、一方的で、事務的な教えより、
心と心のふれあいのある教育の方が人気がある。
いま流行のスピリチュアルも、結局は愛の欠乏に起因した
様々な人生の問題を、本や先生に答えを求めている。
もっと考えてみると、行き着くところすべてが愛になる。
だが、普段の暮らしの中では、目先の出来事に追われて
愛があること忘れてしまっている。
いつも愛を考えている人もいるかもしれないが、
こんな日ぐらいは愛をちゃんと考えてもいいかもしれない。
恋愛だけでなく、家族愛、兄弟愛、師弟愛、学校への愛、
会社への愛、夢への愛、もっと大きく環境への愛、
人類への愛、、、、、、、、、。
どんな名詞の後にでも愛をつけると、そこに愛が見つかる。
人は、愛がなくては生きていけないことがわかる。
そして、愛は人間の数以上にたくさん用意されていることも
わかる。だから、ひとつひとつの愛を大切にしよう。
愛と人はきってもきれない仲なのだから。
(トピックス)
M-1敗退キングコング西野が謝罪
西野はM-1で優勝した「サンドウィッチマン」について、
「キングコングよりもサンドウィッチマンさんの漫才の方が面白い」
と評価。相方の梶原雄太は「120点の仕事をした」と
前置きをした上で、「悪いのは僕が書いたネタがウンコだった
ということです。キングコングが負けた原因は僕です」と説明している。
そして西野は、来年のM-1グランプリに再出場して優勝することを宣言。
今年の経営者の不愉快な謝罪ばかりの中でいちばん清々しい謝罪。
そして、このど根性も昨今失った精神。
キングコングよ、キングコングのごとく、さらなる大暴れを。
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