(今日のコトバ)
小さいことをいうな。
大きいことをいうな。
人は身の丈サイズの言葉しか信じてもらえない。
ビッグマウスと呼ばれる人がいる。
でしゃばることをしない人がいる。
どれにも長所があり、短所がある。
ハッタリが身に付いてるいる人は、その人の個性だ。
寡黙だけれどきちんと把握している人も、信頼できる。
「あなたらしいね」といわれるなら、いい話し方をしているといっていい。
ただ、まったく自分を失った発言をする人や
無理してオーバーにしゃべる人は、信頼を無くしてしまう。
必要以上に敵をつくったり、避けて通られてしまう。
言葉は怖いのだ。
この言葉の怖さから逃れるためには、
等身大で話すしかない。
自分の高さの声は、それほど間違ってはいない。
勝負するには、自分の言葉が必要なのだ。
昨日、次期アメリカ合衆国大統領に選出されたバラク・オバマの
演説は感動的だった。選挙演説というよりは感動の芝居やロックコンサートのようだった。
そこで国民を引きつけたのも、演説という名のオバマ自身の言葉だった。
自分等身大という言葉だからこそ、人の心から心へ広がったのだ。
だから、自分の言葉を大切にするのだ。
自分の言葉で勝負するのだ。
そこに、自分を最高に表現する芽があるのだから。
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