(今日のコトバ)
人間はみな未完成な天使。
人間はみな不完全な悪魔。
性善説と性悪説がある。
人間は、生まれつき善人か、悪人かという問題。
結論からいうと、どちらでもあり、どちらでもない。
きれいに善悪のどちらかにカテゴライズされるものではなく、
両面の性格を持っている。
ただ、状況によって悪魔が顔を出したり、天使が顔を出す。
要は、いま生きている状況が問題なのだ。
ぬるい環境にあれば天使の顔で生きていける。
戦時下にあれば人を殺すことも厭わない悪魔の顔で生きてしまう。
だから、生きる状況を自分なり整地する必要がある。
悪魔にならぬように、悪人にならぬように。
天使の顔ばかりがいい顔ではない。
落ち着いて余裕を持って生きる状況をつくり出すのだ。
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