(今日のコトバ)
本音は、弱音で出来ている。
「本音をいうと・・・・」「本音でいえよ」
という時の本音は、実は、弱い自分をさらけ出すこと。
「本音をいえば、やりたくない」「本音をいえば、好きになれない」
あまりポジティブとはいえない。つまり、人の心の源流には、
弱い気持ちの川が流れている。
ほっておけば、弱い気持ちだけが流れ出して、心が決壊する。
だから、理性という堤防で弱い気持ちを食い止めているのだ。
人は、弱い気持ち、弱音をはくもの。
ただ、そこには心から本音が流れ出していることを忘れずにいよう。
本音という弱音ばかりでは、人は近づいてこない。
少々苦しくてもフィァイティングポーズをとるぐらいの人を好む。
そして、その強気が状況を好転させることを人は知っている。
人生は、弱音だけでは生きていけないのだ。
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