(今日のコトバ)
「借り」は、血をめぐり誇りという細胞を食い尽くす。
人に借りをつくることは、ハンディキャップを負うことに等しい。
借りた相手の顔色をうかがいながら生きる。
常に返さなくてはいけないという負い目を感じる。
開き直って返さなければ、信頼も一発で失ってしまう。
人が「借りる」ことで失うものは、あまりに多いのだ。
そして、最後には自分のプライドも失ってしまう。
これだけ人生を破壊する行為は、他にあまりない。
できるだけ自分の力で生きることを考えるべきだ。
自分の力で生きていければ、負い目はなくなる。
自身を持って、生きていけるのだ。
今日のコトバのバックナンバーは、
コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。