時間という掃除機

(今日のコトバ)

 

 

 

 

昨年の寂しさなんて、今年は忘れてしまいました。

 

 

 

一年前の9月24日に、どんなことで悩んでいただろう。

すぐに思い出せる人は一握りだろう。

もちろん、忘れられない出来事があって、

悩んでいたことをすぐに思い出せる人もいる。

だが、たいがいの悩みは思い出せない。

人というものは、そういうものだ。

人は数限りない悩みをかかえて生きている。

その悩みを時間という掃除機に清掃されていく。

掃除機と同じように悩みの取り残しはあるが、

ほぼ掃除していく。

いま、いろいろな悩みをかかえている人も、

来年を考えてみよう。その悩みはほとんど解決している。

生きるために、人は悩む。

そして、生きるために悩みを解決し忘れていく。

そう思うと、少しだけ軽い気持ちで生きていけるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

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