(今日のコトバ)
言葉は、人間がつくれる最高の自然エネルギーです。
入院している時に、一番、回復に役立ったもの。
それは、言葉だった。
「みんなが待っている」
「いないと寂しいよ」
「一緒に話せるだけでうれしい」等々。
ふとした言葉、なんでもない言葉だけど優しさが
伝わってくる言葉が、元気を生み出すことに役立った。
お金とか、お見舞いとか、それよりも言葉が効いた。
辛い日々が続いていても言葉があれば、
じょじょに復活していくのがわかったのだ。
言葉は、伝えた人の心の中でエネルギーに代わる。
普段、健康な時はそれほどわからないかもしれない。
ただ、弱った時に言葉は想像以上のエネルギーをくれる。
そのことを忘れてはいけない。
人は言葉を伝えて生きている。
そして、その言葉こそが人間のエネルギーの源なるのだ。
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