受けとめる側の問題

(今日のコトバ)

 

 

 

優しさなんて、一瞬で消える人間の仮面だ。

 

 

 

 

人の優しさには、いろいろある。

ボランティアや介護のような優しさ、

親子供に対する無償の優しさ、

利益を得るための優しさ、

恋愛の優しさ等々、、、。

ただ、どれが本当の優しさで、

どれが偽物の優しさかわからないことが多い。

例えば、利益のための優しさが偽物かというと、

いちがいに言えない。

「騙されたとわかっても、優しくして欲しかった」

と、騙しの手口とわかっていても、

その優しさが欲しかった人もいる。

ボランティアや介護だといっても、

有難迷惑の人もいる。

親子供の関係では、甘やかせる優しさではなく、

厳しさこそ優しさになることもある。

つまり、優しさは誰に、何のために伝えるかで変わってしまう

奉仕の精神なのだ。

受けとめ方を間違えてしまうと、

酷いことになる奉仕と、

正しく受けとめられれば、

素晴らしい奉仕がある。

そう考えると、

優しさは受けとめる側が試される奉仕なのだ。

 

 

 

 

 

 

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