効かないは、聞かない

(今日のコトバ)

 

 

効かない人は、聞かない人。

 

 

 

何をいっても効かない人がいる。

何度いっても、強くいっても、効かない。

こっちもあきれて、いわなくなる。

誰のまわりにもそんな人がいるだろう。

時々、何も効かない図太い人として、

感心してしまうこともある。

だが、何をいっても効かないと、

何をいっても矯正してくれないことになる。

「あれだけいっただろう?」

「どうしてやってくれないんだ?」

ということが繰り返され、

結果、あきれてしまう。

距離を遠ざけてしまうこともある。

効かない人。

その人は普通の人と何が違うのかと考えると、

聞かない人ではないかという結果にたどり着く。

よく観察していると、

相槌はうっているものの聞いていない。

必要な情報という意識がない。

頭に入れようとしない。

つまり、聞く気がない。

聞いていないのだ。

聞いていなければ、

何をすればいいかわからない。

何が危機か、何が大事かもわからない。

度が過ぎると、ちょっと怖いことになってしまう。

聞きすぎる人も神経過敏になって辛くなる。

要はバランスかもしれないが、

ある程度聞く耳を持つ。

そして、次の行動を考える。

自分がもし効かない人と思われていたら、

意識して聞く。

そこができるだけで、

もう少しバランスよく生きられる。

効くは、聞く。

効かなないは、聞かない。

そのことを忘れてはいけないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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