(今日のコトバ)
お先に失礼しますといったら、
後に残った福にありつけない。
国は、会社は、早く帰れと指導するけれど、
ほんとうに早く帰ることだけが、
すべての幸せにつながるのだろうか。
ワーク・ライフ・バランスという言葉が定着して、
残業をするより、夜の時間を有意義に使えという。
何が有意義かというと、自分のキャリアをアップする
習い事をする。映画を観る。フィトネスクラブで体を鍛える等々。
自分のために時間を使いなさいという。
たしかに、起きてから寝るまで仕事だけではすり切れてしまう。
時間に余裕を持たせるのは大切なことだ。
ただ、考えなければいけないことはたくさんある。
まず、夜に仕事をしないため、昼間に詰め込んで仕事をする。
夜、仕事をしないといっても、メールやケータイは、
どこまでも追いかけてくる。それは、仕事ではないのか。
そして、一番肝心なのは、
仕事でストレス発散できたり、
仕事が遊びより好きな人はどうすればいいのか。
その答えは出していない。
もっというと、こういう時代になったから、
いつでも受注してくれて、対応が親切な人と
仕事がしたいと思う人もいる。
多様性の時代になったといわれて久しい。
だとすれば、仕事をもっとするという選択があってもいい。
仕事でしかアイデンティティが見いだせない人もいる。
日本人は、世界一働いて、この素晴らしい国を築いた。
そのことを忘れてしまって、
時短、すべて良し、となったら、どうなるか。
全員が同じ方向を向かなくていい。
仕事には、仕事の快適さもある。
ほんとう意味のワーク・ライフ・バランスには、
もっと選択肢がってもいいと思う。
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