(今日のコトバ)
拒否するたびに、芽を踏みつぶしている。
ここで拒否してしまうと、
話しはここで終わる。
拒否の仕方にもよるが、
ここから先の話しができなくなる。
いいかえれば、
ここから先の道がなくなるといっていい。
もっといえば、この先にある芽も摘んでしまう。
拒否とは、いまある課題に壁をつくること。
ここから先に行かないという壁をつくること。
となると、ここから先にどんないいことが待っていも、
たどり着くことはできない。
もちろん、壁をつくってでも
拒否するべきことはある。
だが、いいことは、どこにあるかわからない。
ここにないからといって、
ここから先にないとも限らない。
残り物には福があることもあるし、
粘った者の勝ちということもある。
実は、拒否しないことは、
自分の度量との戦いだから、
苦しいこともある。
ただ、拒否すれば、
壁をつくってしまう。
扉を閉めてしまう。
そこで手に入れ損ねたもの、
そこで見れなかった風景は、
あまりにも大きいものなのだ。
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