戦いは不平等の中で行われる

 

(今日のコトバ)

 

不平等こそ、

すべての人間に与えられた

平等な条件である。

 

 

 

つくづく思うことがある。

平等とは言葉の世界だけの

アイコンで、ほんとうの平等は

ないのかもしれないと。

否、平等はある。

もっというと、社会のシステムは

より平等になるように進化している。

歴史も積まれれば積まれるほど、

平等という言葉は、

真価を発揮していくのかもしれない。

だが、自分のまわりをみると、

やっぱり平等でないことは多い。

世の中に競争がある以上、

平等はないのかもしれない。

それは仕方ないとも思う。

だが、平等だと思って挑んでいるのに、

平等ではないとがっかりすることがある。

ビジネス社会で多いのが、

競合といわれ、

提案したもので判断されるといいながら、

結局は根まわしだったり、

接待だったり、別の基準で決定してしまう。

それも含めてビジネスだといわれれば

そうかしれない。

ただ、とても承服できない結果が出るたび、

平等って、なんだろうと思う。

そう思うと、

はじめから平等なんてないと設定すると、

いちいち腹が立たなくてすむ。

つねに、戦いは不平等の中で行われる。

もしかすると、

歴史が積まれ、文明や技術が進化し、

いつの日か不平等がなくなる日が来る

かもしれないが、

それにはまだ時間がかかる。

平等。

簡単なようで難しい問題だ。