(今日のコトバ)
飢えた狼になった記憶は、
一生消えない誇りになる。
人生のある時期、
自分でも恐ろしいほど
ハングリーになる時がある。
特に、若き日は誰でも
ハングリーになった記憶があると思う。
物資が足らずに
ハングリーになることもあるが、
大きいのは心のハングリー。
何か夢や目標があると、
達成しようとしてハングリー精神が
強く働き出す。
その記憶は誰の心にも
刻まれる。
それは心の傷ではなく、
いちばん近い言葉を探せば、
誇りになる。
「自分の人生には、
こんなにハングリーな季節があった」
忘れられない記憶だ。
そして、その誇りが自分の人生の
心の支えにもなる。
苦しい時、しんどい時、
ハングリーな時を超えた
誇りが支えになる。
いま、自分に困難が迫っている人は、
ハングリーな時の自分を
思い出せ。
跳ね返せる、粘れる、貫く力を
また、呼び覚ますことが
できるはずだ。