(今日のコトバ)
ルールはつくった者のためにある。
ルールは破った者のために変更される。
ゆえに、ルールは守る者のために
あるのではない。
ルールは誰のためにある?
それはルールが必要な人のため、
ルールを守る人のためにある。
だが、本当にそうだろうか?
そもそもルールはつくった人たちが、
自分たちの都合のいいように
できている。
当然、自分たちにとって快適で、
守ることに意味がある。
そのルールも時間が経つと
守らない人たちが現れる。
反抗的な人や都合のワルい人が、
ルールを破ってわる目立ちをする。
ルールの守れない人が
数多くなってくると、
ルール変更がなされる。
当然、元のルールより
規則が厳しくなって、
よりルールの中にいる人は
息苦しくなる。
ルールはつくった人たちのもの。
そして、
ルール変更はルールを
破る人たちのもの。
そう考えると、
ルールをきちんと守っている人は、
自分たちのために
ルールが機能しているといい難い。
守っているのが
バカバカしくなってくる。
自分たちにとって
意味をなさないルールは
価値がない。
となると、
そのルールのある状況から
降りてしまう。
だからこそ、
ルールは、
ルールが必要とする人のために
機能することを
考えなければならない。
少しずつルールを改良していくとか、
期間を決めて見直すとか、
それこそルールをつくる。
ルールは、
ルールが必要な人のために
役に立たなければならない。