政治家の前に人間でいる

 

(今日のコトバ)

 

政治家は落選したら

ただの人だというが、

お願いだから

落選しなくてもただの人でいてくれ。

 

 

 

参議院選挙が終わった。

近年になく盛り上がった。

それは、ひとえにSNSが普及したからに

他ならない。

今回、躍進した政党の状況が

どんどんSNSに上がる。

政党、政党の候補者も

フォローしていないのに、

この一週間は、

その政党のフォロワーが

発信したと思われるものばかりが

タイムラインで届いた。

もちろん、アンチの記事もあるので、

一概に称賛記事をみるのではないが、

とにかくその政党の記事を目にした。

反対に大敗したとされる自民党は、

ほとんどタイムラインから流れてこない。

まったくといっていいほど、

メッセージが届かないのだ。

これでは現代の国民を

相手にした選挙で

勝てるはずがない。

石破総理の責任問題という前に、

SNS戦略ひとつで

与党が負けてしまうことの反省の方が

必要なはずだ。

特に、自民党だけでなく、

長い歴史のある党は反省した方がいい。

それより、いつも気になるのだが、

選挙で落選した人を語る言葉で、

「政治家は落選したらただの人」というが、

その考え方自体、勘弁してほしい。

政治家はただの人だから、

民意を汲んだ政策ができるのであって、

特権階級になったら、

国民の気持ちなどわからなくなるに

決まっている。

選挙が終わってしまったが、

「最後のお願いです、

当選しても、落選しても、

ただの人間でいてください!

国民はただの人間でいてくれる政治家を

望んでいます。」

そう思うのだ。

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