(今日のコトバ)
人間とは、
平等でないことに腹を立て、
平等にされることにも
腹を立てる生きものなのだ。
「人で平等であるべきだ」
世界に生きるほとんどの人が、
そう思っているはずだ。
だが実は、平等であるべきと思うのは、
条件が揃っている人だけとも思えるのだ。
自分に置き替えてみればいい。
平時、自分が差別されていなければ、
平等であるべきだと思う。
ただ、差別されたり、
卑怯なことをされたり、
何かに追い詰められたりすると、
「なぜ、自分がこんな酷い目にあう? 」
と思う。
そして、自分がと思える人もいるが、
たいていは自分だけがと思ってしまう。
その時、この酷い目から逃れるためには、
誰かに助けて欲ししいと思う。
自分の酷い目の状況を解消するためには、
自分だけは助けて欲しいと思うようになる。
それだけで平等ではなくなってしまう。
こんな自分の気持ちひとつで
平等という言葉は崩れてしまう。
もっというと、
自分がこれだけ頑張ったのに、
なぜ優遇されないと思うことも
平等から外れる気持ちかもしれない。
また、権力者と呼ばれる人は、
そもそも平等に扱われることに
拒否反応を覚えている人ばかりだ。
そう考えると、
基本的に人は
平等でありたいと思う反面、
状況・立場によっては
平等に扱われることを嫌う。
そんな生きものかもしない。
だからこそ、
やっぱり常に平等を意識して
生きることが大切。
生きる立ち位置を間違えないために、
平等を意識して生きていくのだ。