(今日のコトバ)
人間は傷を負うから、
強くなる、美しくなる、
そして、優しくなる。
すべって、ころんで、
ぶつかって、、。
人は傷を負う。
体に傷を負うこともあるが、
心に傷を負うこともある。
その心の傷は目には見えない。
大きな傷か、深い傷か、
かすり傷かはわからない。
だが、心の傷は、
体の傷と違って見えない分、
いろいろな力を与えてくれる。
傷を負って、
その傷をいやすうちに、
心が強くなることもある。
同じような傷を負っても、
もう苦しんだりしないのだ。
また、心の傷が誇りとして
美しく輝くこともある。
傷があるからこそ、
胸がはれることもある。
そして、心の傷は人に
優しさをも授けてくれる。
傷の痛みを知ったから、
同じ痛みを抱えている人に
優しくなれる。
だから、心に負う傷は、
自分にとって
財産になることも多いのだ。
そのことを忘れず生きると、
心に傷を負ったことを
力に変えていける。
心の傷は人生にとって
大いに役立つのだ。