(今日のコトバ)
冷たい眼でなく、あたたかい手を。
例えば、いじめ問題で、
被害者がいる、加害者がいる、
そして、傍観者という多数がいる。
この傍観者は、
自分が加害者ではないことで、
いじめには関係ないつもりでいる。
ただ、被害者からすれば、
何もしてくれなかった傍観者は、
限りなく加害者に近い。
決して、被害者を助けてはいないし、
あたたく包んであげてもいない。
助けて側でなく、
冷たく知らんぷりした側なのだ。
いじめだけではない。
人が何かにあがいている時に、
冷たくしていることが多々ある。
何もしないで冷たい視線だけをおくっている。
そういうことは
誰にでも経験があるのではないだろうか。
なんでもかんでも、
あたたかい手を差し伸べろというのではない。
ただ、もし、
本気でがんばっているの人がいるなら、
あたたかい手を差し伸べてもいい。
少なくても、冷たい視線をおくることは避けたい。
時々、がんばっている人を見るとそう思うのだ。
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