得意種目

(今日のコトバ)

 

 

才能は、気合いにノックアウトされることがある。

 

 

 

ひとより秀でているものは、武器になる。

他人がどんなに努力しても到達できない芸を

いとも簡単に身につけてしまう。

ライバルが限界点に達しても、息もきれずにやり遂げてしまう。

中田英寿が引退のドキュメンタリーで

「自分の才能は、簡単なことが簡単にできるところ」と

語っていたように、見ていて簡単なことが、やってみると

できないのが凡人だ。

そして、ほとんどがその凡人に属しているといっていい。

ただ、戦い方は凡人でもいくらでも残されている。

忍耐力があれば、人の何十倍、何百倍やっても習得して戦える。

センスに自信があるなら、そのセンスを活かせる方法を考えればいい。

また、できる、できないではなく、そのことが「好き」であることは、

これは才能なんか吹っ飛ぶぐらい凄い実力を持っている。

さらに、取り組む時に、必ず気合いを入れてのぞめる人間。

これも、気づいたら勝利を手にしていることも少なからずある。

「才能」「センス」「好き」「忍耐」「気合い」

このどれをとっても勝ち上がれる。

世の中の成功したアスリート、経営者、芸能人、、、、。

みな違う種目で戦っている。

あなたも自分の種目をみつけよう。

そうすれば、自分の種目で勝ち上がれるのだから。

 

 

(今日のトピックス)

セントルイス・カージナルスがデトロイト・タイガースを4ー2で破って、

ワールドシリーズチャンピオンになった。プレイオフ以降のポストシーズンは

田口壮が大活躍した。今日も先発で出場しヒットも打った。それにしても、

4万6千人の観客のS00000000コールは田口にとって、日本人にとって、

とても感動的な瞬間だった。彼もイチロー、松井、新庄と違う資質で

世界チャンピオンのレギュラーを獲得したのだ。

 

浦和レッズが二ヶ月ぶりに敗戦。鬼門のジュビロ磐田に2ー3で負けた。

ワシントンの2ゴールで猛追もあと一歩だった。これで、今日勝った

川崎フロンターレとガンバ大阪との三つ巴の戦いは、最後まで続きそうだ。

 

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行け、夢の領域まで

(今日のコトバ)

 

 

神様は、あと一歩のところでカーテンをしめている。

 

 

 

壮大な夢があってゴールを目指す。

そこには、障害物や不測の事態があってなかなか到達できない。

あまりにも苦戦が続くから、途中でギブアップしてしまう。

夢が大きければ大きいほど、その可能性も大きくなる。

たとえ様々な困難を乗り越えても、

最後の最後にクリアしなければならない難関がある。

神様のいたずらというべきか、天に与えられた試練というべきか。

ラストには、必ず難関がある。

ただ、その難関を超えればパスポートを発券されたように、

夢のまわりにある様々な領域に踏み込める。

最後の難関をクリアできたことで、

自分の領域が大きく広がってくる。

経験というべきか、自信というべきか、情熱というべきか。

とにかく、あきらめずに夢まで到達してみよう。

その領域から見える風景が違う。

その領域で出会える機会が違う。

行ってみるのだ、自分の描いた夢の領域まで。

 

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記憶になるまで

(今日のコトバ)

 

人生のあらゆるものは、水に流れていく。

 

 

時が経つとわかる。あらゆる出来事が記憶の彼方に流れていくと。

ただ、自分史の中で大事故・大事件は、

簡単に記憶から離れなかったりする。

それらの出来事が起こったばかりだと、

痛みも、屈辱も、苦しさも体に残っているから、

さっぱりと流すわけにはいかない。

でも、時間は解決してくれる。

時間しか解決しないといってもいい。

様々な苦痛が体から抜け、記憶の世界になる。

そして、発酵させれば想い出となる。

すべてとはいいがたいが、ほぼ、楽しい話になったり、

笑い話になったりする。ぶどうが時を経て豊潤なワインになるように、

辛い想い出も、素晴らしい記憶になる。

いま、ガマンの季節を迎えている人へ。

やがてその季節は終わり、その季節は想い出になり、

素晴らしいあなたの歴史になる。

もう少しだ、頑張ろう。

 

(今日のトピックス)

日本ハムが44年ぶり日本一。昨日に続き稲葉の活躍、ダルビッシュ、岡島、

マイケルと完璧な投手を投入、栄光を手にした。この44年のあらゆる苦闘

を越えて、北のファイター達は頂点に立った。

日本ハムよ、おめでとう。北海道よ、おめでとう。

それにしても、この試合の札幌地区の視聴率73.5%とは驚異的。

新庄のラストゲームと重なって、道民はほぼみんなどこかでみていた結果になった。

 

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ほどほどの理解

(今日のコトバ)

 

 

ほどほどに、理解してあげよう。

 

 

 

理解というからには、全面的に内容を把握することが基本になる。

これが、商品を理解することならば。

ただ、人間を理解するということになると、

本当に全部理解していいのだろうか、と思う。

本人を理解しようとし過ぎて、うっとうしく思われる。

なんやかやと深入りしようとして、お節介に思われる。

落ち込んだ時や寂しい時は、本気で理解してくれると嬉しいものだ。

しかし、心身共に健康体で調子のいい時は、

あまりに自分のことを干渉されると、

悪人ではないとわかっていても遠ざけたくなる。

人間関係においての理解とは、やはり「ほどほど」がいいと思う。

それが、長く続く秘訣。それが、気持ちいい付き合い方の基準。

理解とはそういうものだと思う。

 

日本シリーズ第四戦、日本ハム対中日ドラゴンズは3ー0で日本ハムが勝利。

王手を札幌ドームで決めた。明日勝てば日本一のチャンピオンフラッグを

手にすることができる。二安打の新庄、タイムリーヒットの稲葉、

みそぎの金村と役者は揃った。いよいよ北の風は、北の竜巻になった。

 

U-21日本代表が中国に2-0で勝利した。青山・伊野波・一柳の守備は

前回の中国戦にもまして素晴らしかった。また、FC東京の梶山はその才能の牙をむいた。

この勢いで北京五輪でもメダルを目指して頑張ってもらいたい。

 

 

 

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独立はサポートのがあって

(今日のコトバ)

 

 

独立するにも、援護射撃。

 

 

起業するだけでなく、フリーランスで仕事をするにも、

ひとり暮らしを始めるだけでも、誰かのサポートが必要になる。

独立という言葉の裏側には、

親族や兄弟、さまざまな支援者がスクラムを組んで、

独立する人を支えている。

一匹狼のふりをしても、人はひとりでは生きていけない。

ましてや自分で何かを起こそうとしたら、

大勢の助っ人に頼っている。

そのことを肝に銘じて生きていこう。

支えがあっての、独立だ。

独立した人をよく見てみよう。

才能は当然のこととして、必ずブレーンももっている。

独立には、たくさんの人の上に成り立っているのだ。

 

日本シリーズ第三戦は6対1で日本ハムが中日ドラゴンズを破った。

主砲・小笠原の初ヒット、稲葉のダメ押しホームラン、金村をまだ使わずの勝利、

そして、札幌ドームというヒルマン監督曰く世界一のホーム。

勝利の風が北に吹き始めたようだ。

 

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嘘は傷口

(今日のコトバ)

 

 

嘘は、自分で退治する。

 

 

 

逆境になって思わずついてしまう。

その場の雰囲気にあわせてついてしまう。

相手を陥れるためについてしまう。

嘘。誰もが持っている言葉の秘密兵器。

簡単に使えるかわりについた後、後悔をしてしまう。

自由に使えるから、勝手に人を傷つけてしまう。

悪意も積み込めば、何十倍もの威力も発揮してしまう。

できれば、使いたくない言葉の秘密兵器。

もし、自分を守るがために人を攻撃してしまう嘘なら、

相手の心の中で爆発する前に、

自分の言葉で退治しよう。「ごめん」と。

嘘は、包帯を巻かない傷口だから、

ほっておけば傷は広がるばかりだ。

自分の言葉が包帯となって、バンドエイドになって、

嘘でつくった傷口を塞ごう。

そのことだけで、人間はつまらない争いから救われる。

嫌な思いから解放されることも多くなる。

忘れていた。その人のためについていい嘘があると思う。

その嘘が人の心の中に幸せをつくり出すなら、

嘘も方便となるだろう。

 

24という大ヒットテレビドラマシリーズのシーズン5が、

レンタルビデオ店で登場している。24時間に起こる様々な事件を

リアルタイムで追い続けるまさにノンストップのドラマだ。

1秒も目が離せない急展開と、これでもかこれでもかと、

危機さらされるジャック・バウワーの超人ぶりに感心させられる。

さらに、もうひとつの側面は、敵も味方も欺く嘘と嘘の応酬が

最高にストーリーを盛り上げる。ただ、このドラマでも

ついた嘘に尻拭いが大きなテーマになっている。

秋の夜長、嘘から危機管理を学びたい人におすすめである。

 

 

驚きの発表だった。ナンバーポータビリティーが目前になって、

ソフトバンク携帯が加入者同士の通話料・メール料を無料にした。

一体どこで儲けを考えているのだろう。この割引を予想外割引というそうだ。

孫正義社長は、第二、第三の必殺技を用意しているようにもみえる。

これからは、ソフトバンクに注目だ。

 

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夢ふたつ

(今日のコトバ)

 

 

夢をロケットにつめこんで、

ウルトラの星まで飛ばそう。

 

 

 

夢は二本立てでいいと思う。

ひとつは明日叶う夢。おいしいものを食べようとか、

デートしようとか、朝までバカ騒ぎしようとか、

来月ハワイに遊びに行こうとか、

夢としては小さくも、今日からすれば夢。

ちっぽけだけど自分の中では、ちょっとイベント。

毎日消化できる夢でもある。

もうひとつは、遠い将来に実現しようとする夢。

野球の強い高校へ入ろう。就活してやりたい仕事の会社に行こう。

トップセールスマンになって独立しよう。

音楽でCDデビューしよう。

映画をつくってアカデミー賞をとろう。

夢としてはロマンがあって、遠くに見える星のような夢。

壮大だけど自分の中では、とてつもないアドベンチャー。

毎日、コツコツ積み上げて何十年もかかって実現する夢をもつ。

この二つを一緒に持ち合わすことによって、

今日を生きるためのバランスがとれる。

目前で実現できる夢で、今日を活き活き生きる。

彼方にある夢を達成するために、未来に向けて力強く踏み出せる。

小さな夢だけでは今日しか楽しめない。

大きな夢だけでは今日に不安を感じる。

二つの夢こそが人生を前進させくれる。

だからこそ、夢を二つ用意して生きてみよう。

人間は、生きるための夢をもつ天才なのだから。

 

 

セルティック・中村俊輔がまたまた2ゴールを演出。

欧州チヤンピオンズリーグとの活躍も含めて、

もはや、スコットランドのヒーローとなりつつある。

今年からセリエA・メッシーナに移籍した小笠原満男も、

ボレーシュートで初ゴールを決めた。

少年の頃、彼が描いた大きな夢が着実に叶っているのだ。

 

日本シリーズ第二戦、日本ハムと中日ドラゴンズの試合は、

5対2で日本ハムが勝った。セギノール、福留と主力バッターが

ホームランを打ったが、今日は勝利の神様は日本ハムに味方した。

これで一勝一敗。これからの試合が楽しみになった。

 

 

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追走するポジション

(今日のコトバ)

 

 

追走者ほど、幸せなゲームはない。

 

 

 

トップを疾走するより、ビリでちんたら走るより、

幸せな勝負ができるポジションがある。

それは、トップを射程距離に狙える追走者のポジション。

二番手でなくてもいい。とにかくトップの背中が見えていること。

そのポジションにいることが、

勝つためのモチベーションを維持し、

なおかつゲームの駆け引きがおもしろい。

マラソンでも、野球でも、サッカーでも、スポーツはすべて

追走者でいる間が実力通りの力を発揮できる。

仕事でも、受験でも、人間社会の勝負事は追いかける楽しさがある。

反対に、トップになったアスリートが自分を見失って敗北することがある。

しかも、ゲームを追いつめていく楽しさより

トップとしてのプレッシャーに自分が追い込まれてしまう。

会社でも、現場でやっているうちは意気揚々と

凄い実力を発揮できたのに、管理職になった途端、

目標を見失ってつまらない人間になってしまう。

人生で追走できるということは、最高に力を発揮できる状態なのだ。

だからこそ、目標にも似た「追走」という人間の機能を

意識しなくてはいけない。王者になっても、役職が上がっても、

次に追いかけられるテーマをつくるのだ。

そのことによって、人間は最高のパフォーマンスを演じことができるはずだ。

 

 

 

日本シリーズ第一戦は中日ドラゴンズが日本ハムに4対2で勝った。

とにかく守備のいい両チーム。なかでも中日のショート・井端の守備は

素晴らしかった。今後も守備の名プレイの数々が生まれるだろう。

その感動シーンをひとつでも多く目撃したい。

 

Jリーグの浦和レッズVS川崎フロンターレが2ー2で引き分けた。

共に優勝を目指して一歩も引かない素晴らしい試合だった。

現在、首位に立っているものまだ常勝軍団ではない浦和レッズと

まだ、リーグ優勝のない川崎フロンターレには追走意識を猛烈に感じる。

彼らこそ、そして彼らのサポーターこそ、勝負をしながら

とても幸せな気持ちでいられるのでないだろうか。

 

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絶望の後にくる希望

(今日のコトバ)

 

 

絶望も、リフレッシュに使え。

 

 

 

思いっきり泣いた後、凄く悲しいのにスッキリする。

泣くことが絶望だとは決めつけられないが、

一回望みが立たれてガックリするのも、

人生をリフレッシュするのに悪いことではないと思う。

望みがあるからと無理にしがみついて労力を使うより、

駄目であっても結論をつけるしかなくなる。

人生をリセットさせるしかなくなるのだ。

また、人が死んだとき、ペットが死んだとき、

女性は号泣する。男性はかっこ悪さ手伝ってか

沈黙するだけだったりする。

号泣した女性は、その後あまり引きずらないのに対して、

がまんした男性は、何ヶ月も引きずったりする。

考え方次第だが、失望の後にくる希望が

新しい未来をつくることもあるのだ。

絶望の中から未来を見つけよう。

 

 

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人間と時間

(今日のコトバ)

 

狭い心も、暖かくなれば広くなる。

 

 

 

 

体が凍えたり、懐が寒かったり、心が寂しかったり。

冷たい環境におかれると人間は、心も小さく縮こまる。

この心を正常に、もっと広くしようとするなら、

心を暖かくする状況をつくればいい。

体が凍えていれば、運動をする、火にあたる。

懐が寒ければ、働いてお金をつくる。

ここまではわかりやすい。

だが、心の寂しさを解消するのは、簡単ではない。

寂しくなった経緯がさまざまだから、

解消する方法もさまざまになる。

ただ、ひとつだけいえることは、寂しさの原因は、人間関係にある。

だからこそ、難しい問題なのだが、

人間が問題なら人間に答えを求めるのが得策だと思う。

寂しくした人間もいれば、楽しくしてくれる人間もいる。

自分から動けば、暖かい、楽しい環境に飛び込むこともできる。

また、あの人につくられた寂しさは、あの人にしか埋められないこともある。

それをも、人間関係の再構築と時間の経過が寂しさを解消できる。

「人間」と「時間」こそが、寂しい心を暖めていく秘訣なのだ。

 

 

 

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