わかっているものを少しづつ

(今日のコトバ)

 

悪戦苦闘を体で知れば、

安全地帯に行く道も足が勝手に動き出す。

 

 

 

何事も経験すれば、どのように対処すればいいか理解できる。

マニュアルを読むだけで、自分の体では覚えられない。

体で理解していないと、とっさの時に反応できない。

となると、実はその知識は無駄であることに等しい。

何もかも経験すればいいというものではないが、

経験すればピンチになった時に対処法だけは身につく。

さらにいえば、途轍もなく大変なこと、困難を極める事業に立ち向かう時、

その困難と同様の困難を乗り切っているか、いないかが自信の根源となる。

もし、乗れ切っていれば、落石があったり、障害物があったり、

猛獣が飛び出す人生の困難でも、時に戦い、時に逃げ、時に対話して、

切り抜ける策を講じることができる。経験をしている人間は強いのだ。

もし、これから間違いなく困難を経験することがわかっているなら、

いまから部分部分でいいから困難を対処できるよう経験しておこう。

何も知らずに出たとこ勝負をすると痛い目にあうのがおちだ。

「わかっているものを少しづつ」

ある日来る困難に立ち向かうためのひとつの方法だ。

 

 

 

ソフトバンク・ホークスが西武ライオンズに勝った。

プレイオフ制度がはじまってまさに苦闘の連続であったソフトバンクが、

いい勝ち方をした。主砲の松中もホームラン、5打点と大活躍。

昨年までの経験を活かして、この勢いを味方につけて、

札幌まで勝ち抜けてほしいものだ。

 

 

 

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夢への壁をぶち破ろう

(今日のコトバ)

 

爆発力には、導火線がある。

 

 

 

ダイナマイトが爆発するために導火線があるように、

人間の気持ちが爆発するときも導火線がある。

いくらなんでも何もないのに興奮したり、怒ったりはしない。

感動する状況が、戦わなければいけない状況が、

誰かの行為が、誰かの言葉が、ふがいない自分が、

導火線となり人間は爆発する。

この世の中、腹が立つことばかりで、

怒りがたまってたまって、ある日、ぶち切れる。

そういう爆発力もあるだろう。

しかし、本来の爆発力は、自分の能力の限界点を越えた力を

ここ一番に発揮することにあると思う。

その意味での爆発力の導火線は、

感動、興奮、自信、陽気、前向き、闘争心、執念の中にある。

これらはすべて、明日の自分を切り開く力と同じものだ。

できれば、ぶち切れるために爆発力を使うのではなく、

夢への壁を、ぶち破るために使おう。

そして、もっと進化した自分へ成長するのだ。

 

阪神が追い込んできた。金本の24・24号で勝利し、

中日とゲーム差2になった。中日の強さもさることながら、

阪神のこの1ヶ月の爆発力は恐るべしだ。

最後に奇跡が起こって新庄率いる日本ハムとの

日本一決戦になると、この秋も野球で楽しくなる。

 

 

 

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生き返る場所

(今日のコトバ)

 

帰る場所があれば、人間は復活できる。

 

 

入院をすると、家の恋しさがよくわかる。

長い期間、出張すると家のベットで眠りたくなる。

残業で疲れ果てれば、家に一分でも早く帰りたくなる。

人は、帰る場所があって、また、生き返る。

反対に、家庭がうまくいっていなくて、

家に帰りたくない人もいるとは思うが、

その人は生き返る場所がないに等しい。

そうなると生き生きとした人生は送れなくなる。

だからこそ、自分の帰る場所は必要だ。

何も家でなくても、行きつけの飲み屋でもいい。

ここへ帰れば、また、復活できる。

毎日帰れる故郷のような場所をもつ。

それが、生き生き生きるための第一歩だ。

 

 

 

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全力を最初から

(今日のコトバ)

 

 

最後は気合いだ!ではない。

最初から気合いだ!なのだ。

 

 

 

土壇場になると必ず「気合い」だとアドバイスを受ける。

もう技術はいい。精神力を全面に出して戦え。

負けそうだったり、ギブアップ寸前の人には、

気持ちのチカラで大逆転のシナリオを自らつくり出して欲しいと願う。

そして、その土壇場から気合いで大逆転する人を日本人は愛する。

力道山、長嶋茂雄、アントニオ猪木、サッカー日本代表、

最近ではハンカチ王子の斎藤佑樹など、時代の申し子となったのは、

追いつめられてから奇跡的な展開で勝利を呼び込む人たちだ。

彼らは、土壇場の精神力もさることながら、

実は最初から高いモチベーションで戦いに挑んでいる人だとわかる。

だから、最後は気合いだとということも正しいが、

最初から気合いを入れて頑張る人こそ、

最後にまた驚異のチカラを発揮できる。

人が何かに挑む時、最初からチカラを温存するのではなく、

全力で戦っていこう。負けても、倒れても、全力で戦っていこう。

その全力のチカラが最後の気合いにつながるのだから。

 

 

 

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「自発的」でいってみよう

(今日のコトバ)

 

起こることを待つのではない。

起こすんだ自分の手で。

 

 

 

待ちの姿勢で手にするものはあまりに少ない。

自分から動いて、追いかけなければ手にできない。

「何かいいことないかな」と呟いているだけでは、

自分史に残る出来事はそうそう起こらないのだ。

自分が行きたい場所まで動く。

自分が会いたい人のところまで行く。

自分がやりたいことをやってみる。

「自発的に」の言葉通り、自分発で一日一日を行動していく。

それだけで、面白い、刺激的な毎日がはじまる。

欲しかったものが、早いタイミングで手に入る。

今日から、「自発的」でいってみよう。

 

 

 

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寂しさに嘘はない

(今日のコトバ)

 

ホンネは、寂しさに聞いてみよう。

 

 

 

少し寒くなってきた。体に冷たい風があたると、

人は理由もなく寂しなってくる。

その寂しさの中にだけ、実は人のホンネがあると思う。

例えば、笑いには、上司のジョークに無理に笑うふりをする笑いがある。

涙にも、嘘涙、空涙があり泣く感情と違う表現ができる。

怒りも、意図的に怒鳴ってみて相手を威圧することができる。

でも、寂しさだけは演出できない。

何かのアクシデントがあった時、

心の中で喪失感が生まれ寂しさが体を巡る。

ふりのできない唯一の感情のような気がする。

だとすると、この寂しさにはホンネがある。

嘘のない自分の正しい気持ちがある。

寂しさというと、あまり縁があってほしくはないが、

自分の心を見つめる時に正しい答えがある。

自分の気持ちが知りたくなったら、

寂しさに聞いてみよう。

そこにホンネがあるはずだ。

 

 

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人間に明るさを想像させる日

(今日のコトバ)

 

死ぬまで明日は続いていく。

 

 

 

 

明日を迎えられないない日は、

人生で一日だけだ。

今を生きているのならば、

ほとんどの人が明日の予定は組んでいるはずだ。

つまり、明日生きるための目標があるといっても過言ではない。

だからこそ人間は生きられる。

明日があるということは、とてつもなく素晴らしいことなのだ。

この明日の力に導かれている、

今日のこの日を有意義なものにしよう。

人間は、それほど強い生き物ではない。

何かに頼らなければ生きていけない生き物なのだ。

その頼るための拠り所として明日がある。

明日は明るい日と書く。

それは、人間に明るさを想像させる日ということなのだ。

 

 

 

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ひとつの嘘が無数の嘘をよぶ

(今日のコトバ)

 

 

人は持っているもので嘘はつかない。

持っていないもので嘘をつく。

 

 

 

 

なぜ人に嘘をつくのだろう。

戦術として人を騙してやろうと思って、

嘘を並べることもあるだろう。

だが、たいがいの場合は、

人とのコミュニケーションをとりたいと感じた時に、

自分にその知識が不足していると嘘をついてしまうのでないか。

つまりは、他の仲間が共通項を見つけている時に、

自分もその輪に入るために嘘をついてしまう。

子供だと、その嘘が発覚した時、

仲間はずれになったり、いじめの原因になったりする。

大人だと、上手に、適当に嘘をつく人と、

嘘をついているとわかっていても「あいつはしょうがない」と、

流してもらえる人と、不愉快になるほど嘘をつきまくる人と、

騙すために嘘をつく人と、様々な嘘つきが現れる。

もっといえば、嘘をついた方が丸くおさまるから嘘をつく人もいる。

生きるためには、嘘も必需品ということもできる。

だから、嘘が悪いと一方的にいうことはできない。

自分自身も、嘘をついてきたし、つかなくていい嘘だってついてきたと思う。

ただ、人の致命傷をあたえるような嘘は、やってはいけないと思う。

それは、嘘ではなくて罪になってしまう。

さらに、自分にないものを嘘で埋めるて生きることは、

心を汚していく作業ともいえる。

1の嘘が2の嘘をよび、2の嘘が4の嘘をよび、4の嘘が無数の嘘をよぶ。

自分の中ででもっているもので生きていく。

人を無用に傷つけないように生きていく。

そのために、人にも、自分にも、嘘は簡単につくものではないと思う。

 

 

 

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ゲリラ戦

(今日のコトバ)

 

エースが出てきたら、ゲリラになって勝負しろ。

 

 

 

最強の相手が登場したとき、

まともに正面からぶちあたったのでは、ほぼ勝ち目はない。

相手のミス・アクシデントを期待しない限り結果はでない。

かといって、相手が自滅することだけに期待をもつのも、

潔い姿勢とはいえない。

さて、ではどうするか。戦いとしてはゲリラを想定して

あらゆる策を講じるのがひとつの道だと思う。

真正面からではなく、途中から飛び出したり、

足を引っ掛けてみたり、後ろから狙ったり、

地下に潜伏して突然戦いを挑んだり。

最強が相手ならなかなか動揺はしないと思うが、

これでもか、これでもかと手を出していけば相手はいらついてくる。

正常な判断が下せなければ、

ミス・アクシデントが相手に起こる。

格闘技で、プロ野球で、サッカーで、

最強とよばれた者があっけなく負けていくことがある。

そのとき必ずミス・アクシデントが敗北へ誘引している。

明らかにレベルが違うなら、あきらめずに策を出し続けろ。

相手が嫌がり、あきらめるまで。

それが出来たとき、レベルが低いチャレンジャーでも、

最強の相手を倒すことができるのだ。

 

 

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成功のバネ

(今日のコトバ)

 

出ていける人には、バネがある。

 

 

やめる、やめるという人ほど、本気でやめる気などない。

自分の状況が厳しいから、ついつい愚痴が出てしまうだけで、

むしろ絶対やめない宣言をしているに等しい。

本当にやめようと思ったら、黙って、突然やめる。

そして、このやめていく、出ていく人には、

次に繋がる何かがある。追い込まれてやめる人は別にして、

いまよりも高いステージに上がったり、

いまよりもストレスを回避できる世界へ進んでいく。

次の世界へ飛び込むためのバネをもっているといって過言ではない。

もし、いま、人生の岐路に立ち迷っていることがあったら、

「その世界に挑むだけのバネがあるか」を自問自答してみるといい。

不安はあれど、自分のスキルを発揮できればいけると踏んだら、

どんどん飛び出すべきだ。

人生で自分のスキルだけで動ける時間は短い。

自分のスキルを最大限に発揮できる世界に、

一歩でも速くたどり着くのだ。

成功する人には、必ずバネがあるのだ。