(今日のコトバ)
わがままを上手に使える人を、
才能のある人とよぶ。
鼻につくくらい生意気な人がいる。
仲間として一緒にいるのは勘弁してほしい。
ただ、才能を競う場では少し事情が違う。
むしろ特別に優れた才能をもつ人間は、
生意気であり、わがままだ。
それは、人より優れているから生意気ということもあるだろう。
だが、本来は自分の考えをまっとうしたい、
まわりがまだ自分の力に追いついていない、
という状況に妥協という表現ではなく、
わがままという表現で伝えているだけだ。
人との関係を妥協でつくるのはたやすい。
わがままと浮いてしまって生きることの方が、よっぽど面倒くさい。
わかっていても自分のスタンスをくずさないためには、
わがままな態度で自分の世界観を守る。
それも、才能のある人間にとっては必要なことだ。
あなたには、わがままになるぐらい特別な才能はありますか。