先にがんばる

(今日のコトバ)

 

楽するためにがんばるんだ。

 

 

 

先にがんばってしまった方が、後からがんばるより楽。

わかっているようだけど、できない。

できるけれど、やらない。

人間は怠け者だから、そんな気持ちもわかる。

でも、先にがんばった方が、後にがんばるより気持ちも楽だ。

後に何かをしなくてはと考えながら生きるより、

後は遊ぶだけと生きられる方がいい。

さあ、今かかえている山を片付けて、

すっきりした気持ちで楽しみを満喫しよう。

大河ドラマより自分のドラマ

(今日のコトバ)

 

一日をめいっぱい使おう。

人生はあっという間に去っていく。

 

 

 

短い。とても短い。歳をとればとるほど

人生は短い。一日一日が倍速で過ぎていく。

今日の出来事が未解決のまま終わっていく。

努力をしなかったわけでもないのに、

時間のスピードが自分を追い抜いていってしまう。

だが、一日には24時間という持ち駒がある。

これを上手に使えば、人生はもっと豊かになる。

仕事だけではなく、趣味も、遊びも、

人生が有意義になることに時間を費やそう。

思い出も、記憶も残らない一日にはしない。

ビッグイベントではなくていい。

自分にとってのちいさなイベントでいいから開催しよう。

大河ドラマでなくていい。

自分にとってのささやかなドラマでいいからつくりだそう。

「つまらないな、人生が」なんて気持ちにならないように。

人生をもっともっとおもしろくするために。

顔に人格が宿る

(今日のコトバ)

 

外向きの顔は、すぐ乾いてしまう。

 

 

 

猫をかぶるというけれど、人は良く思われたい時、

特別に違う人格をつくって媚びを売ることがある。

いちばんよくあるのが、けして性格が良くなく、

自分も悪いと思っているのに、作り笑いを絶やさず、

「あの人、いい人ね」と思わせようとする。

でも、そのいい人作戦は、もともと悪い性格を

時間限定で良くみせるだけだから、

気持ちがオフになった瞬間、最悪の人格が存在する。

これが面接の時だったりすると大変だ。

質問が想定の範囲なら、ニコニコ話せるが、

いじわるな質問を投げかけると、どんどん顔の表情が険しくなる。

しっかり外向きの顔をつくってきたのに、

面接が終わるころには全部崩れてしまっている。

ま、とにもかくにも顔は自分の生き方が描かれてしまう。

もし、いい顔を、いい表情をしたいなら、

日々、自分の生き方に磨きをかけるべきだ。

時間はかかるがいい顔に、きっと変わっていくはずだ。

まわり道だからこそ見つけた

(今日のコトバ)

 

まわり道にも、花が咲き、鳥がさえずり、虹は懸かる。

 

 

 

まっすぐに道を歩めばいいというものではない。

まわり道には、人生に大切な出会いがたくさんある。

むしろ、まっすぐ歩いた人には、人生のおもしろみがなかったりすることがある。

エリート教育、進学教室などで、無駄を廃し最短距離ばかりを選択した人が、

社会に出て自分の方程式にない問題がおきると、

途端に弱々しくなってしまうケースが数多くある。

逆にまわり道を歩いた人の骨太な生き方、

その生き方ゆえの輝かしい人生もまた、いろいろ見てきた。

いま、自分の描く未来に遠回りしていると感じている人も、

焦らずに、あきらめずに、ゆっくりでも、確実に前進していけばいい。

まわり道だからこそ見つけられたおいしいお店があるように、

まわり道だからこそ見つけられたおいしい人生もあるはずだ。

洗濯した自分で

(今日のコトバ)

 

自分を洗濯できる人は、いつも新しいです。

 

 

 

切り替えられる人って、いつもフレッシュでいられる。

切り替えられない人って、いつもどんよりしている。

人はいろいろな問題をかかえているけれど、

二股、三股で考えようとせず、ひとつを解決して

サッパリして、次に進もう。

あれこれ頭で交錯すると、何も処理できないで

問題だけが残ってしまう。

目の前にあるものから処理すれば、

気持ちよく問題は区切れる。

そして、区切った時に、自分をリフレッシュする時間を

つくろう。同じ人生なら、いつも気持ちよく

洗濯した自分でいられるといいと思う。

人生、いつも新しい人でいれば、

人が、時間が、夢が、新しく感じられるはずだ。

勇気は魂の滑走路を走り出す

(今日のコトバ)

 

勇気は、魂の基地でいつでも飛び立つ準備をしている。

 

 

 

勇気を奮い立たせる時は、不意にやってくる場合もある。

もちろん、心の準備をして挑む場合もある。

ただ、いえることは、勇気はいつでも戦う準備ができているということ。

突然、決断や戦いを迫られた瞬間、勇気は魂の滑走路を走り出す。

目標は、そこから出撃し、意志のおもむく的めがけ飛び立つことだ。

そして、その勇気の出撃ボタンを押すのは、自分だ。

勇気を目標に命中させれば、限りなく成功を手にできる。

仮に成功しなくても、気持ちの整理はつくはずだ。

だからこそ、この勇気を使おう。

勇気を使えば、人生の分岐点に立った時、

その勇気が大きく自分の人生を好転させてくれる。

勇気を使えば、人生の逆境に立った時、

その勇気が凄い力で自分の人生を助けてくれる。

いま、この時も、勇気はあなたのために飛び立つ準備をしているのだから。

見返りは、もうもらっている

(今日のコトバ)

 

「人のために」は、「自分のために」だ。

見返りを考えていては貧困になる。

 

 

 

ボランティアなどで恵まれない人々に募金する。

困っている人を助けることって、見返りを求めることではなくて

自分が気持ちよくなることではないだろうか。

自分の行為が少し誇れる。誰かの役に立っている。

そう思うと自分自身の心が穏やかになる。

本来、人のために何かをすることって、

そんなふうに自分が気持ちよくなればいいのだと思う。

でも、時々、思う。「あれだけしてあげたのに、なんで見返りがないんだ」と。

でも、見返りは自分の気持ちよさでもう充分もらっている。

後で相手から何かをもらったら、それはオマケだ。

オマケはオマケとしてありがたくもらえばいい。

ただ、「人のために」やったことを、恩着せがましく

相手に見返りを求めるのは邪道だ。

心が気持ちよくなったとき、その行為は完結されていなければならない。

満足を求めるスイッチを入れよう

(今日のコトバ)

 

足らない何かを求めて、今日も生きる。

 

 

 

満足なんて、それほどあるものではない。

でも、朝起きた時、満足をするために今日もがんばろうと

スイッチを入れられたら人生も悪くないと思う。

そのスイッチはどこにあるのか。

それは「昨日まで足らなかった何か」にあると思う。

つまり、かんばる目的をつくり、その日一日のテーマにして

クリアする。晩のビールをおいしく飲めるぐらいのことでいい。

少し、ほんの少しでいい。昨日足らなかったものを今日埋められたら

満足できたりする。毎日毎日、足らないものを補うゲームをする。

だから、人生80年も生きられてしまうのだ。

低血圧で朝が苦手な人も、起きたらスイッチを入れよう。

満足を求める一日のために。

ダメな部分もかわいがる

(今日のコトバ)

 

あなたのダメなものと私のダメなもので、

ジャンケンして勝ったり負けたり。

人間ダメなものでできている。

 

 

 

人は、そんなに優秀ではない。長く生きていれば、

良く分かっている。でも、ひとり誰かが頑張ると

自分も自分もと頑張ってしまう。

そして、人の才能とか、人の能力とかが、

とてつもなく凄い力を発揮する。

でも、人間には才能とか、能力とかと関係のない

できが悪い裏の顔もある。

強い自分、できる自分ではない、

弱い自分、できの悪い自分も、

生まれは同じ自分だ。

ならば、ダメ自分をある部分は理解して、

ある部分は許して生きていこう。

ダメな部分を切り捨てるばかりが人生じゃない。

自分のダメな部分は、時にとてもかわいいものなのだから。

自分の横に楽しみを

(今日のコトバ)

 

人間は中退できない。

必ず卒業できるシステムだ。

 

 

 

あきらめることはできても、人生は、人間は、途中でやめられない。

どんな終わり方をしても人生卒業である。

人生の成績が優秀であろうと、人生の不良少年であろうと、

人間の命果てるときが卒業だ。

ならば、人生を楽しむことをたくさん見つけなくては損だ。

幼稚園も、小学校も、中学校も、高校も、大学も、

社会人も、老後も、楽しいことをあれこれつくっておくべきだ。

自分の横に楽しいことがあれば、人生は気持ちよく過ごせる。

中退できない人生を最高の思い出を残しながら生きていける。

忘れてはいけない、人生はどんなときも楽しまなければいけないことを。

楽しむのだ、楽しむのだ、精一杯楽しむのだ。

楽しんでいれば、どんな人生の荒波も優しい風に変わる。