無であることの美しさ

(今日のコトバ)

 

あの子が無欲だから、無償になれる。

 

 

 

欲が無く、計算が無く、飛び込んでくる子供に、

親は無償の愛情を与えられる。

大人の人間関係は、それほど単純ではないが、

基本的に計算なく無心でつきあえることは、とても大事なことだ。

無心な気持ちであれば、こちらも掛け値なく、対応できる。

せちがらい世の中になって、親と子、恋人同士など、

無欲でいいものが欲の対象となり、

無償でいいものまでが有償になっていく。

もう一度、無欲、無償、無心という

人間の美しい部分を大切にした生き方を考えてみたいものだ。