生きるための力技

(今日のコトバ)

 

責任感を強くするには、

人を救う訓練をすればいい。

 

 

 

無責任な人が多くなったといわれる。

いったことをまっとうしない人が目立つといわれる。

世の中が個人主義になり、

自分以外に責任をもたなくなったのは事実かもしれない。

だが、力のある組織、成功する組織には、

責任感という三文字を果たす人材がしっかりと存在する。

当然のごとく無責任な集団は、

生きる力を足し算やかけ算にはできず、

引き算にしたり割り算にしてしまう。

できれば、責任感のある組織とつきあいたいと思ったりもする。

では、責任感とはどうやって養われるのだろう。

それは、自らが人を助けることから生まれるのではないかと思う。

人生の中で、誰かを助けることはとても力がいる。

無視して通り過ぎれるのならば、そこで終わってしまえるものを

手を差しのべて引き上げてあげるのだから、

必然的に生きるための力技が必要になるのだ。

その人を引き上げるためにつけた力技こそが、

責任感として身につく。

強い責任感のある人は、

人を助けたり、人をまとめたり、

人に対して様々なサービスを繰り返してきた人なのだ。

自分に対する責任感に疑問を感じている人は、

人を助けてみよう。人をまとめてみよう。

何度も繰り返すうちに責任感は自分と一心同体になるのだ。