(今日のコトバ)
天才と聞いてビビッときたら、
キミの中の天才が騒いでいるのだ。
芥川賞の受賞者発表を聞いて嫉妬する。
カンヌ国際映画祭のパルムドール賞の発表に嫉妬する。
誰かがサクセスした情報を聞いて悔しいと思う。
そんな気持ちになるのは、
自分がその分野でサクセスをしようとしているからだ。
同じ夢をもち、同じ努力を重ね、同じ場所に行く。
ただ、結果は人それぞれになる。
もちろん、夢も、努力も、場所も、同じではない。
だが、目指したものは一緒だ。
だとしたら、嫉妬する前に足りなかった自分の何かを検証し、
自分をもっと高いステージまで引き上げる努力をすべきだ。
嫉妬するということは、どんな高いステージにいる人も
ライバルだ。向こうが先を走っているなら、
いいペースメーカーにすればいい。
自分の埋蔵量を最大限に引き出す牽引役になってもらえばいい。
だから、嫉妬した自分を大切にしろ。
その気持ちに無限の伸びしろがあるのだから。
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