(今日のコトバ)
ビンボー!ビンボー!っていってる人が、
いちばん幸せなんだ。
「貧乏暇なしでね」とか、「貧乏で小遣いが少なくてね」とか、
「貧乏だけど何とか生きてます」とか、
貧乏宣言する人に限って幸せそうな顔をしている。
幸せという言葉が似合わないなら楽しんでいるといおうか。
間違っても本気で苦しいそうな感じはしない。
もちろん、経済状況が厳しいのは嘘ではないだろう。
ただ、少ない生活費だけれど、どうにかやりくりして生きるのは、
それほど辛いことではなくて、むしろ、生活のペース配分が決まって、
安定して生きれるのではないだろうか。
余計なことを考えない。上限を越えないように予算を管理する。
我慢して、貯金を少しして、一年に一回思いっきり遊ぶ。
そんな暮らしは悪くない。
そして、そこに家族がいれば、家族全員で同じ目的を持てる。
だが、金持ちになると、そうはいかない。
自由になる金がある分、何に使っていいかわからない。
無駄ものにも投資する。残るものは意外に少ない。
家族も単位にならずに、個々で金を時間を使いまとまりが悪くなる。
実は金から幸せを生まないことに気づいてしまう。
金があることで楽しいことがたくさんあることは理解できる。
でも、でもなのだ。幸せと金持ちは比例しない。
そこに人生の面白さがある。
「金持ちがすべてを手にいれて、貧乏がすべて手にできない」
ということはない。
だから、自分自身の価値基準が大切になる。
貧乏でもなにかをやりくりする楽しさを身につける。
それだけで人生は豊かになる。
もっとモチベーションがあがる。
人間の知恵は、幸せを上手に使う術を知っているのだ。
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