(今日のコトバ)
人の名前や肩書きに惑わされてしまうと、
世界は全速力でゴールの向こうへ行ってしまう。
ダマされるているわけではないが、
人を肩書きで判断することがある。
社長という肩書きの人の前では緊張するし、
横文字のわからない職種の人も、
凄い能力のある人と勘違いする。
肩書きは大事なものであることは、ある。
ただ、何の実力も見ないうちから、
「凄い人」「勝てない人」と挑戦することをあきらめるのは、
いい判断ではない。
そもそもインチキな肩書きを持っている人がいる。
肩書きは正しくても全然の能力のない人もいる。
もちろ尊敬に値する人もいる。
しかし、肩書きが大げさな人になればなるほど、
ほとんどの場合、肩書きに追いついていない。
もっといえば、恐れるに足らずの人が大半だ。
だから、人と対峙する時は、
その人の人間そのもの、その人の能力そのものを見よう。
肩書きはニックネームぐらいの気持ちで考えればいい。
よく飲み屋で「社長!社長!」と叫ぶマスターと同じ気持ちでいい。
とにかく、ニンゲンを見よ。
そこから始めれば、ニンゲンの判断にブレはなくなる。
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