危機察知能力

(今日のコトバ)

 

 

 

安全地帯ばかり歩いて来たから、

地雷が地中に埋まっていることを

わからないで生きている。

 

 

 

 

日本は安全だ。

景気が悪いとはいえ、

世界最高水準の安全国家といっていい。

戦争があるわけでもなく、テロがあるわけでもなく、

猟奇的殺人が頻発する国でもない。

生きていくには圧倒的にいい国だ。

だが、守られた国だからそ退化する機能がある。

それは、危機察知能力。

自衛することを忘れている。

危ないエリアとそうでないエリアの差がわからない。

親切なふりをする人についていく。

性悪説の国があることを知らない等、、、、、、。

考え方によっては幸せなことだが、

このままでいいのだろうか。

これからは日本だけで経済は成り立たない。

遅ればせながらのグローバル展開を、

避けては通れない。

外国人との交渉場面も増える。

世界の各地でビジネスを成立させる必要がある。

その時、危機察知能力がなくていいはずがない。

安全な国である日本は素晴らしい。

ただ、安全地帯でぬくぬくと生きるだけではなく、

世界には危険な地帯もあることを想定して生きていこう。

想定して、意識して、鍛えるべきは鍛えて。

世界へ出て行く時、危機察知能力を身につけてのぞむのだ。

 

 

 

 

 

 

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