(今日のコトバ)
人は、与えられた名前を演じている。
学校でクラブの部長になる。
会社で課長、部長、局長、社長等の肩書きがつく。
その時は、昇進だったりして嬉しくもあるのだが、
考えてみるとこれが結構人生を変えてしまう。
人生を変えてしまうというより、
人間を変えてしまう。
肩書きがあるから、本音で話せない。
肩書きがあるから、自由になれない。
肩書きがあるから、人の目を気にしなければならない。
肩書きがあるから、、、、、、、、、、。
そして、自分のままではない自分が生まれてしまう。
人生は演じるものとはいえ、
あまりにも自分と肩書きの自分が違っては、人生は苦しくなる。
だから、生きるために自分と肩書きの距離感を大切にしよう。
遠からず。近からず。上がり過ぎず。下がり過ぎず。
いい距離を保つ。それが素晴しい人生につながるのだ。
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