(今日のコトバ)
人は無理することで、
限界線を遠くに追いやれる。
人権とか、超過残業とかがうるさくなり、
「無理してもやれ」と怒鳴られて仕事をすることは減り、
「無理するな、今日は帰れ」といわれるようになった。
世界の労働時間をみても、バブル前後までは世界一働いていた日本が、
現在は15位あたりになっている。
豊かになったから働かなくていいのだろうか。
世界の目を気にして制限しているのだろうか。
とにかく、昔より無理することがなくなったのは事実だ。
ただ、無理しないということは、
自分の限界にも挑戦しないということ。
力をつけるために、能力を発揮するために、自信をもつために、
人は限界に挑まなければならないことを忘れてしまう。
すべてにおいて無理する必要はない。
しかし、ここ一番で自分を高めたいと思ったら、
無理することは必要不可欠なのだ。
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