(今日のコトバ)
今日という日はあまりにも重すぎる。
明日という日はあまりにも軽すぎる。
今日、父が亡くなった。
突然の死ではない。覚悟は出来ていた。
だが、悲しみは止まらない。
昨日とは明らかに違う今日の重みを感じている。
時間は、常に「いま」しか捉えられない。
人生の課題があるとすれば、
昨日という時間は使えないし、
明日という未来も現実感がない。
人生が重いと感じるのは、
いつも「いま」なのだ。
反対に言えば、「いま」以外は
案外軽い。というか、シリアスにならないですむ時間。
「いま」がもし重い時間なら、
「いま」以外の時間、特に、明日の持つ軽さを
意識しながら生きてみよう。
明日はまだ何も起こっていない。
明日はまだ何も背負っていない。
そう思えば、人生それほどくたびれることもない。
肩の力を抜いて生きていけるのだ。
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