(今日のコトバ)
手を焼いたものほど、心に焼きついて離れない。
出来の悪い子は面倒だが、
記憶に残る。
「手を焼かせて、まったく」
といわれながら、
年をとっても話題の中心になる。
反対に、手のかからなかった子は、
意外に存在さえも薄れていくことが多い。
どちらがいい悪いではない。
ただ、記憶に残すなら、
少々、やんちゃでもいい。
そして、それぐらいの子の方が伸びる。
後々、実力を発揮してくるのは、
だいたい出来が悪かったりする。
だからこそ、人に手を焼かすぐらいの生き方でいい。
迷惑や罪にならない程度、
笑い話の範疇なら、良し。
そこに人間が成長する環境がある。
生きていくための懐を感じることができるのだ。
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