(今日のコトバ)
嫌いな人を一人つくることは、
自分の弱点を一つ、
つくることでした。
生きていれば、
嫌いな人に出会う。
何人も、何十人も出会ってきたと思う。
性格的の合わない人、
意見の合わない人、
言葉遣いが気にいらない人、
偉そうな態度が気に入らない人等々。
たくさんいる。
ただ、人間丸ごと嫌いな人は、
それほどいない。
部分的なところが
嫌いであることが多いはずだ。
あの人のすべてが嫌いだといっても、
すべてを知っているわけでもない。
そして、よく考えてみると、
部分的にでも嫌いな人をつくってしまうと、
自分の弱点をつくってしまうことにもなる。
嫌いな人のもっている知識、
嫌いな人のもっている人脈、
嫌いな人のもっている才能等、
すべて拒否してしまうことになる。
それは人生にとって大きな損失。
よく考えてみれば、
部分的に嫌いなところがあるだけなのだ。
そう思うと、嫌いな人を増やすことは、
人生にとって得にはならない。
先入観なく、
部分的に嫌いなところは目をつぶって、
好きになってみる。
そこに自分の成長がある。
嫌いだった人を
人生の大きな財産にすることができる。
嫌いな人は弱点になる。
だから、一人でも嫌いな人を減らす。
自分の弱点を減らすための秘訣だ。