(今日のコトバ)
怒りとは、
自信のない時の表現手段だ。
人は、怒る生きものだ。
人生のいろいろな場面で怒る。
人によって、
沸点があって、
沸点に達すると怒る。
昔は癇に障ると怒るとばかり思っていた。
ただ、この頃、怒る人の様子を見ていると、
癪に障るからではないような気がしてきた。
もう少し正しくいうと、
人は自信のない時に怒る。
わかりやすくいうと、
怒ることはキレるに近い。
なぜ、キレるかというと、
その人を怒らせるような状態に
追い込んだから。
追い込まれたからという時点で、
自信がぐらついている。
ぐらぐらしたこと自体、
自信がないのだ。
そう思うと、
怒らないために
自信のないところを責めない。
自分が怒る時も、
怒ってしまうのは自信がない時。
そのことを意識すれば、
怒る状況を減らせるはずだ。