(今日のコトバ)
人間は、
強さを捨てることができても、
弱さを一生捨てることができない。
だから、弱さに強くなろう。
どんなに強そうなポーズをとっても、
どんなに強がっても、
人はどこかに弱さがある。
見方にもよるが、
弱さは標準装備で、
強さはオプションのような気もする。
それは、その弱さを責められると、
人はすぐに弱くなる生きものだからだ。
まわりの人を見ればわかる。
強さ一辺倒な人はいないはずだ。
そう考えると、
人は弱い生きものなのかもれない。
それを人生という強化時間の中で、
なんとか生きるための強さを
身に着けている。
だとすれば、
少し気が楽になる。
人はみな弱い生きもの。
生きる分だけ
強くなろうとしている。
生きる分を決めただけ、
強くなろうとしている。
生きる目的によって、
どこまで強くなるかも決まる。
身につけたい強さがあれば、
そこに向けて切磋琢磨する。
人生とはそういうものなのだ。