(今日のコトバ)
沈黙は、権力者への一票。
「沈黙は金」
そういったことわざがある。
確かに、ある場面では、
沈黙が美徳になることもある。
いちいち言葉にして
騒いで何になる。
ここは黙って耐える。
そんな状況の時もあるだろう。
だが、世の中は
そうとばかりはいえない。
黙っていることで、
権力のある者に搾取され、
損をすることもある。
黙っていることで、
反対の姿勢が伝わらず、
賛成していると
思われることもある。
黙っていることは、
ワルい連中からすると、
いくらでも利用できる。
だからこそ、
沈黙ばかりではなく、
自分の姿勢を
はっきりさせたい時は、
意見を言葉にする。
沈黙するのではなく、
意志を明解にする。
その意志を
明解にすることこそ、
自分が生きる存在証明になる。
沈黙は金の時もあるが、
言葉にすることが
金になる時もある。
そのことを忘れてはいけない。