(今日のコトバ)
失っても、
失っても、
失っても、
生きている。
なぜだ?
失うものより得るものの方が
多いからだ。
日々、生きていると
何かを失っている。
記憶が
失われていることもあるし、
食べたものが排泄されて
失うこともある。
荷物を忘れて失ったり、
予定を忘れたり、
数え上げたらきりがない。
では、なぜそれだけ失っても、
人は生きていけるのだろう。
それは、
失うもの以上に、
得るものが多いから生きている。
そう考えるのが妥当だ。
確かに、
忘れてはいけない記憶も、
食物を得ることも、
荷物も、予定も、
次々増えてくる。
失ったもの以上に
得るものが多いのだ。
もしかすると、
得るものが多いことを
人生というのかもしれない。
得るものが失うものに
越えられた時、
命は終焉を迎える。
だとすれば、
生きているすべての人は、
得るもので命を燃やしている。
たった一度の人生。
得るものの大切さを
忘れてはいけない。