(今日のコトバ)
怪物を倒すのは怪物ではない。
怪物を倒すのは一匹のアリだ。
巨大なものでも、
足元を少し噛まれただけで崩れることがある。
人間でも、カリスマとよばれた人間が
突然崩れていくことがある。
大衆には絶大な権力を誇りながらも、
家族の崩壊で一挙に倒れてしまう。
もちろん、小さな罪で倒れこともある。
反対にカリスマとはほど遠い生活をしている人間は、
ちょっとのことでは崩れることは少ない。
ささいな問題で倒れていたら生きていけない。
倒れても、倒れても、立ち上がれる強さを日々養っている。
もちろん、カリスマとよばれる人間だって、
立ち上がるチカラはある。
ただ、誰かのチカラで立ち上がったり、
幻想のチカラを過信したりして、
自力が非力になっていることを忘れていると、
簡単に倒れてしまう。
だから、どんな生き方をしてもいい。
リアルなチカラを持つのだ。
自力があれば、倒れない。
倒れても、また立ち上がれる。
そんなチカラさえあれば、
人生は大丈夫。前進して生きていけるのだ。
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