(今日のコトバ)
終わりは、終わりではない。
必ずはじまりの産声をあげている。
一つの出来事が終わった。
結果が惨敗で、喪失感だけが残ることがある。
人生の終止符が打たれたような気持ち。
立ち直ることができそうにない気持ち。
敗北すると、失敗すると、
そんな気持ちになる。
ただ、生きている以上、
すべてが終わってしまうことはない。
一つの出来事が最後になっただけで、
人生の最期ではないのだ。
そして、必ず、一つの出来事の終わりには、
何かがまた始まっている。
失敗したら、成功するために。
負けたら、勝つために。
病気になったら、治すために。
新しい目的が、すぐその場から生まれている。
そう思うと、一つの出来事が終わった時、
「なるべく早く上を向いて行動せよ」
といわれているような気もする。
もちろん、敗北感、喪失感があって、
いつも通りにとはいかないかもしれない。
だが、なるべく早く自分のペースに戻す。
その気持ちを忘れてはいけない。
それだけで、人生はもっと充実したものになる。
人生が停滞している時間を短縮する。
それができる人とできない人の差が人生の差になるのだ。
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