コンテンツへスキップ
(今日のコトバ)
自分の時間が必要なように、
自分でいる時間はもっと必要だ。
忙しいと
「自分の時間が欲しい」と思う。
ゆっくりと、のんびりと、
休みの時間が欲しいと思う。
誰もがそう思う。
ただ、社会で生きていると、
「自分が自分でいる時間」が
自分の時間以上に大切になる。
「自分が自分でいる時間」
それは、自分の能力を発揮できて
イキイキしている時間。
できれば、人から評価される時間。
仕事でも、何でも、
「それはあいつに任せよう」と思わせるもの。
「自分が生きている時間」といっていい。
その自分が生きている時間が
自分の人生にあるか。
しっかりあるといえる人は、
人生が正しい方向で動いている。
あまり自分が生きている時間がないと
思う人は、
人生が正しい方向に動いていない。
一つの判断基準になる。
「自分が自分でいる時間」をつくるために、
人生をシフトしてもいいと思う。
(今日のコトバ)
どんな成功者だって、
人生のプロフェッショナルではない。
どこかで誰もしないようなミスをする。
人間は、人生のアマチュアという意味で
みな同じだ。
天才ミュージシャンが
音楽レーベルの会社経営をすると
大きな失敗をする。
こんな話だけでなく、
一つの成功が
自分を万能の神にしてしまって、
大失敗するケースをたくさん見ている。
自分が切磋琢磨して
築き上げた世界では
成功できても、
にわか知識で手を出した分野では
成功できない。
人生はそれほど甘くないし、
人生はどこまでいっても
完璧なプロにはしない。
どこかに欠点がある、
どこかでアマチュアといってもいい。
そういう意味で人間は平等だ。
だからこそ、
自分の才能があり、
自分のモチベーションがあるもを
磨き続ける。
「この分野では負けない」
「この世界ではプロ」
といえるものをつくる。
一つの分野を極めて、
その世界を追求し続ける。
それこそが失敗を回避する生き方なのだ。
(今日のコトバ)
壁は、
前進するからこそ突きあたる新大陸だ。
だれでも壁に突きあたる。
どうしてもクリアできない壁。
順調にいっていたのがいかなくなった壁。
進もうとすると邪魔をする壁など。
ただ、その壁をクリアすると必ず
新しい世界が開かれる。
つまり、壁そのものが新しい世界。
そう考えると、
壁に突きあたったら、
喜んでいい。
「もう新しい世界足を踏み入れた。
最初は、わからないことが多くで、
ジタバタするが、慣れたら大丈夫、
新しい世界が自分のものになる」
それぐらいの気持ちでいい。
苦しんでいても、つらくても、
壁に突きあたったら、
もう新しい世界に
一歩踏み出しているのだ。
(今日のコトバ)
根拠のない自信があったという人は
忘れている。
遠くても、高くても、険しくても、
のり越えようとする志があったことを。
時々、聞く言葉がある。
「根拠のない自信があった」と。
特に、成功者がインタビューで
語ることが多い。
だが、本当に根拠がなかったのだろうか。
具体的なものが
見えていなかったのは事実かもしれない。
ただ、そういう人には、
必ずといっていいほど、
どんな困難にも立ち向かおうという
志があったはずだ。
何か新しい挑戦する時、
立ち向かう志、乗り越えようとする志ほど
大切なものはない。
これ以上の根拠はないのではないだろうか。
新しい挑戦で完全なるカタチが
見えることはない。
その挑戦の中での拠り所は、
志しかないのだ。
だからこそ、
新しい挑戦をはじめる時、
自問自答してみるといい。
どんな困難にも立ち向かう決心があるか。
そこがブレずに挑戦できれば、
第一関門は突破できる。
まずは、立ち向かう志を確認しよう。
(今日のコトバ)
しあわせは、
分け与えて本領を発揮する。
一人占めとか、
一人勝ちとか、
望んだものを自分だけで獲得できる。
それはそれは、素晴らしいことで、
きっと、幸せも一人占めになるだろう。
ただ、幸せに関していえば複雑なもので、
たった一人だけ幸せになっても、
少しも幸せになれないことを知る。
幸せは、
分かち合う誰かがいて完結する。
自分以外の誰か。
それも多ければ多いほど
幸せも大きくなっていく。
そう思うと、
いま、自分にとって必要な幸せは、
一人のものか、そうでないか。
ほんとうに幸せになりたければ、
自分だけでない誰かも
幸せにできるよう考える。
そして、幸せになることが上手くいけば、
幸せを心から感じることができる。
幸せは、
一人で成立しない気持ち。
誰かとシェアして大きくなる気持ちなのだ。
(今日のコトバ)
「大切なもの」は、
持っている人より、
持っていない人の方が大切する。
どうしても手に入れたい。
きっと、手に入れたら最高に幸せになるんだろう。
そう思っている時がいちばん幸せかもしれない。
さらにいうと、
その時が欲しいものをいちばん大切に思っている。
考えてみればわかる。
欲しいものが手に入る数日前のワクワク感は、
最高に幸せだ。
だが、手に入るといろいろな感情が芽生える。
「こんなもんなんだ?」
「思ったほど楽しいものでもない!」
「手に入ったから、もういいや」等々。
もちろん、手に入って最高の気分になることもある。
ただ、手に入った時がピークで、
じょじょに感動が薄れていくものでもある。
つまり、欲しいものが手に入らなくても、
欲しい願望があって憧れている時が、
いちばん欲しいものを大切に思っている。
そして、その時がいちばん幸せになっている。
欲しいものに憧れている期間こそ、
本当の幸せな時間かもしれない。
(今日のコトバ)
謝罪は、早い者勝ち。
本当に相手を怒らせた時、
こちらが謝罪しなければならない時は、
とにかくスピードが大切。
一刻も早く謝ることが、
その後の展開を大きく変える。
グズグスしていると、
相手の怒りの沸点は上昇する。
怒った相手がいろいろなことを考える。
いろいろな人に怒りを伝える。
結果、一つの怒りが大きく伝わっていく。
ほんのささいなことも、
大事になりかねない。
すぐに謝ってしまえば、
傷口が止まったかもしれないものが、
想像を超えて大きく広がる。
とにかく謝罪を素早くしておけば、
大きくなることを食い止められる
可能性が高くなる。
もちろん、素早く謝るだけで
解決できないこともある。
ただ、たいがいの謝罪は、
素早く行うことで問題は
解決する方向に向かう。
それだけは忘れてはいけない。
(今日のコトバ)
現場にいるということは、
最先端にいるということ。
いちばん新しいものを
生み出している場所に
立ち会っているということ。
とにかく現場にいる人には勝てない。
いちばん最前線で、対応している、
考えている、戦っている。
日々、新しいことが起こり、
あれやこれや頭を悩ませている。
これ以上、厳しく、しんどく、面白い場所もない。
だが、現場にいる人に判断させないことがある。
特に、日本は縦割り社会で、
現場の判断を現場にいない上司が
決めることが多い。
その判断は必ずブレる。
現場にいない人には、、わかることに限界がある。
反対にいえば、
判断の権利を現場に持たせた集団は強い。
最適の判断ができている。
作業を遂行するなら、
そこを忘れてはいけない。
現場がいちばん最善の策を知っている。
せめて、現場に判断の権利がなければ、
現場の意見は反映される仕組みをつくる。
強く、勝つ組織は、
現場を活かすことができる組織なのだ。
(今日のコトバ)
怒られると
憶えることのできるのは、
「恐怖」だけでした。
怒ること。
時に人を間違えた道に進まないように
必要な場合がある。
怒らなければわからない。
矯正しなければわからない。
そんな時、どうしても怒ってしまう。
だが、この怒るという行為が度を越えてしまうと、
人を矯正するどころか、
恐怖を与えたり、萎縮させたり、
トラウマになってしまうこともある。
昔は、あたりまえのように行われていたが、
最近はパワハラを叫ばれるようになって、
怒ることが少なくなった。
この影響がいいかわるいかは、
一概にはいえないが、
着実に結果を出しているのが、
ゆとり以降の世代のアスリートの世界。
野球、サッカー、陸上、バトミントン、水泳など、
さまざまなスポーツアスリートが、
世界標準に成長してきた。
これは、怒るからはじまる
鉄拳制裁や根性論ではなく、
理論に基づいて、
正しい育成をする。
さらには、
怒るのではなく、
ほめることも含めて、
本人の能力、
本人のモチベーションを上げるために
サポートする。
アスリートで成功するには、
非人間的な環境が必要だという考えから、
個々人の能力を尊重して育成する。
間違いなくこの育成法は、
日本人アスリートの
レベルを上げていると思う。
もちろん、精神的な部分を鍛えるために
さまざまなトレーニングは積まれている。
だが、人を怒り続けて、
根性で這い上がってきた者だけを
良しとする育成ではない。
そう思うと、
ゆとり以降の教育・育成は、
評価するものがある。
今後この育成法は進化すると思うが、
どこまで進化するのか、
見守っていきたい。
(今日のコトバ)
未来とは、
人と人が出会うことで生まれる
かけ算のことである。
新しい道が広がる時、
必ず人との出会いがある。
いくらがんばっていても、
人と出会わなければ、
世の中の評価に
つながらないことが多い。
自分の能力を評価してくれる人と
出会って、人生が大きく変わっていく。
方法は人の数だけある。
とにかく、新しい道を模索しているなら、
人と出会う行動をする。
できれば準備が完了していればいいが、
完了していなくても、
人との出会いは大切にしていく。
行動して、出会いの後も、
準備していく。
そして、自分の未来はつくられる。
そのことを忘れてはいけにない。
Scroll Up