外部も、内部も、大切にする

 

(今日のコトバ)

 

感謝や奉仕をスローガンに掲げている

経営者が、

いちばん間違っているのは、

社員に感謝も奉仕もしていないことだ。

 

 

 

 

対外的に素晴らしい発言をしているが、

身内にはまったく発言と異なることを

行っているトップがいる。

例えば、経営者。

社是としては、「感謝」や「奉仕」を

掲げているのに、

その会社の社員を見ると、

とても「感謝」や「奉仕」を

されているように思えない。

その話を聞いてみると、

トップの圧力で酷い目にあっている。

パワハラ等のハラスメントと

いうべき行為が行われている。

いま、そのような状況におかれている人も

いるはずだし、

まわりでもそういう人を

知っている人も多いはずだ。

外面と内面がまったく違う経営者の前で、

いいパフォーマンスが

できるだろうか。

きっと、できないと思う。

だからこそ、トップにいる人は

考えるべき。

「外部だけでなく、内部も大切にすること」

そこに向けて、しっかり行動するのだ。

「目的」から生まれる「夢中」が人を幸せにする

 

(今日のコトバ)

 

ちょっと先の手の届くところに、

「最高」がある時、

人はいちばん幸せな気持ちになれる。

 

 

 

「もう少しだ」

そう思いながらがんばれる時、

人はもっとも幸せを感じる。

「目的」だけに集中して、

「夢中」で邁進できる。

この「目的」があって、

「夢中」になれる時ほど、

人が幸せな状態はない。

人生には、

「目的」はあるけど、

夢中になれない時がある。

さらには、

そもそも「目的」さえない時もあって、

簡単なようだが難しい生き方かもしれない。

ただ、もし、あなたが幸せになりたいなら、

まず「目的」をつくる。

達成できると思える「目的」をつくる。

そして、達成に向けて「夢中」になる。

「目的」から生まれる

「夢中」な時間を楽しむ。

それこそが人生でもっとも幸せな

瞬間。

生きていることを実感して、

自分自身が成長していることも感じる。

人生の至福の瞬間なのだ。

強さは、弱き時代があったことを忘れない

 

(今日のコトバ)

 

ほんとうの「強さ」は

知っている。

昔、「弱さ」という

小さき者だったことを。

 

 

 

はじめから強いものは、ない。

数々の試練を乗り越えて

強くなっていく。

誰もがその構造をわかっている。

だが、不思議なもので

強くなってしまうと、

弱かった頃のことを忘れてしまう。

もっというと、

わざと忘れたフリをする人もいる。

だが、実は、その忘れてしまうことが、

せっかく強くなったものの

弱点になってしまう。

強くなったから、切磋琢磨しなくなる。

強くなったから、威張る材料にする。

強くなったから、違うことを始める。

それらすべてが弱点という弱みになる

可能性を秘めている。

「強さ」

人生は、そこを目指して

がんばっていることもある。

ただ、その「強さ」の下には、

弱き時代があったことを心に

刻んでおく。

「強さ」には、

弱き時代があったことを

忘れてはいけない。

人のおかげで生きている

 

(今日のコトバ)

 

「人のおかげ」から

「人のせい」を引いて、

「人のおかげ」が残っているのが人生。

 

 

 

人と人との関係で

人生は展開していく。

良い展開もあれば、

わるい展開もある。

そして、その時々で、

自分にかかわった人々のことを考える。

「その人のおかげだった」

「その人のせいだった」

いろいろと思う。

ただ、たいていの場合、

人のおかげが

大きく作用している。

人生は、

人の力を借りなければ、

打開できないことがたくさんある。

反対に、

自分が誰かの力になれることなど

少ししかない。

トータルで考えると、

どんな人も人のおかげで生きている。

いま、生きる状況がよくなくて、

自分の非力を人のせいにしている人も、

よく考えた方がいい。

それでも、人のおかげで生きていることを。

そして、よくよく思い返せば、

自分のまわりに

人のおかげがたくさんあることを。

人生は、人のおかげでできている

といっても過言ではない。

そのことを忘れてはいけない。

 

 

 

人間は、希望の化身

 

(今日のコトバ)

 

どんなに年をとっても、

全盛期はまだ先にある(と思っている)。

口に出すのが恥ずかしいから、

黙っているのが大人です。

 

 

 

年をとれば、

すべてが枯れてくる。

特に、体力は自然に落ちていく。

体を鍛えるという抵抗をしないと、

加速度的に衰えていく。

人はみなしかたないと思っている。

だが、年を重ねてみて

わかったことがある。

この先の人生に

「まだいいことが起こる」という

希望は若いころと変わらず

持ち続けるということを。

個人差はあると思うが、

誰もが年をとっても

この先の人生に希望を持ってる。

きっと、命果てるまで

人生の希望を持つ。

まさに人間は、

希望の化身。

一生という長い時間、

常に、人生のどこかに希望がある。

大人は、「希望、希望」というと

恥ずかしいから、

少しひかえめになるが、

それでも希望を持っている。

それが、

人間のもっとも素晴らしいことの

ひとつだと思う。

 

言葉は人を理解する最高の材料

 

(今日のコトバ)

 

気持ちは、

口にした言葉に支配されていく。

 

 

 

人の心はわからない。

気持ちなんて、尚更わからない。

ただ、その手掛かりはわかる。

言葉だ。

その人が口にした言葉は、

心の使者であり、

気持ちのメッセンジャーだ。

まわりの人は、

言葉をたよりにその人を知る。

もちろん、心や気持ちと言葉が

一致していないこともある。

だが、言葉は人を判断する最高の材料。

もっというと、

人はその人の発した言葉に支配されていく。

そう考えると、

たかが言葉だが、されど言葉。

言葉は本人を想像させてしまう。

言葉は本人をつくってしまう。

そのことを理解して生きていかないと、

誤解を生む。

誤解を生まず、

自分を正しく理解されたいなら、

言葉を大切に使う。

自分の心や気持ちと

ブレない言葉を使う。

そう生きるべきだ。

準備は生き物

 

(今日のコトバ)

 

準備に完成はない。

準備は日々更新されるものである。

 

 

 

チャンスは準備をしている者に

降臨するという。

しっかりと準備をした者が

チャンスを捉える。

たしかに、

準備という名の用意だったり、

スキルアップだったりができた人は

チャンスを上手に捉えている。

ただ、この準備に終わりはない。

どこかで、「これでいい」と思ってしまうと、

準備が遅れてしまう。

極端にいえば、

昨日まで準備が完了していても、

今日は、また準備を

し直さなければならない。

準備は更新していかなければ

ならないのだ。

だから、

準備する意識を持って

切磋琢磨する。

そこを忘れてはいけない。

準備は生き物。

止めたとたん、

準備は未完成に終ってしまうのだ。

 

幸せとは、大切な人が幸せになること

 

(今日のコトバ)

 

幸せって、

大切なあの人が

幸せそうな顔をした時、

自分の中に一気に生まれるもの。

 

 

 

 

幸せって、

どういう時に感じるだろう。

目に見えないものだから、

一概にいえないこともある。

人から評価された時、

人から愛された時、

感動した時、

子供が誕生した時等。

いろいろな場面で感じるだろう。

では、

普通の生活で幸せを感じるのは、

どんな時かと考えると、

自分のまわりにいる人が

それこそ幸せそうな顔をしている時が、

いちばん感じるのではないか。

嬉しそうな人、喜んでる人、

勝った人、成功した人、

夢を見ている人等、、、。

自分の大切なあの人たちが

幸せそうな顔をしている。

その時、自分の中に幸せが

生まれている気がする。

だとすると、

自分のまわりの大切な人たちを

幸せにするために、

自分がアクションを起こしても

いいのではないか。

自分が幸せになるには

何が必要か。

大きな答えが、

大切な人が幸せになること。

そう思うのだ。

「いつか」ではなく「いつ」「きっと」ではなく「必ず」

 

(今日のコトバ)

 

「いつか、きっと」には、

スケジュールがないという

致命的な欠陥がある。

 

 

 

 

悔しさをはらしたい時に、

夢を叶えたい時に、

人は「いつか、きっと」

という。

気持ちは、それでいい。

ただ、本気で悔しさをはらしたい時、

本気で夢を叶えたい時、

「いつか、きっと」では

足りないものがある。

それは、スケジュール。

気持ちばかりが先行して

忘れがちだが、

どうしてもやり遂げたいものがあるなら、

スケジュール表が必要なのだ。

「いつか」ではなく、「いつ」

「きっと」ではなく、「必ず」

その具体的目標ができてこそ、

本気で前進できる。

いま、自分の中の目指すべきテーマが

前進しない人は、

スケジュールをつくってみればいい。

気持ちはあせってばかりいるが、

実は、具体的に前進していないことが

明快になる。

人生の目標を達成するためには、

気持ちも大切だが、

それ以上にスケジュールが大切なのだ。

世の中で売り物になる才能は、何か

 

(今日のコトバ)

 

才能は、

人生の予算を高く獲得することができる。

 

 

 

 

自分の能力を最大限に

発揮できる場所に

たどり着けたら、

あたりまえだが、

自分のスタイルで仕事ができる。

モチベーションもあがり、

やりがいも生まれ、

仕事に余裕も生まれる。

さらにいえば、

所得というか収入も、

不得手な分野で働くより

高いものになる可能性が大きくなる。

まず、自分の才能、能力を見極める。

世の中で売り物になる才能は、何か。

時間をかけていいから、

探し出す必要がある。

誰もが目で理解できる才能はわかりやすい。

だが、やってみなければわからないものや

まわりの人が先に気づく才能もある。

例えば、絵がうまいということは、

才能の方向性がわかりやすいが、

気働きができるというのは、

一緒に仕事をしてみないと

わからなかったりする。

ただ、気働きができる人は、

大きな才能という武器を

持っているといっていい。

そして、その気働きは、

誰もが持ちうる才能ではない。

また、身についたものだから、

いつでもできるし、

自然にできる。

これほどの凄い才能もない。

だからこそ、

どこにあるかわからない

才能もあるから探し出せ。

人生を有意義にするために。

人生を素晴らしいものにするために。

才能を使うのだ。