心は人生にドラマをつくる

(今日のコトバ)

 

いくらトレーニングしても

一瞬で弱者になってしまう、

人間の心。

 

 

 

なぜだろう。

心を強くするのはとても難しい。

どんなにタフな訓練を受けても、

自分の心の弱いところを攻められると、

突然、取り乱し、我忘れてキレたりする。

もちろん、鍛えないより、

鍛えた方が強くなる。

ただ、どこまでもいっても絶対という言葉は

使えないのが心なのだ。

家族、恋人、仕事など、

自分が命を懸けているようなものが、

危機にあえば、おだやかな心ではいられない。

腕力が強かろうが、肩書きが高かろうが、

ところかまわず取り乱す場面を何度も見てきた。

人間は感情の動物といってしまえば、

それまでだが、だからこそ、

人間にドラマが起こるともいえる。

いい悪いではない。

感情の起伏の打ち出し方によっては、

非常に迷惑なこともある。

ただ、心が、感情が、揺れ動くからこそ人間なのだ。

そこが長所でもあり、短所でもある。

そこが魅力的でもあり、嫌悪の対象にもなる。

そう人間の心は、人生をドラマにするのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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前を走る人

(今日のコトバ)

 

あの人というランドマークを知っていれば、

まっすぐに走っていける。

 

 

 

前を走る人。

時に師であり、時にライバルであり、

時に憧れの人であり、前を走る人がいる。

その人がいると、自分の進むべき道が決まる。

ブレないで邁進できる。

気持ちでは、前にいるだけに邪魔だったり、

面倒くさかったり、イライラしたりする。

ただ、それも嫉妬のひとつで、

実は、前を走る人がいるから、

目標が明快になるのだ。

だから、余計なことをはないですむ。

より道しないですむ。

まっすぐ、前を走る人の背中を追って

走り続ければいい。

人生に、前を走る人がいる時期は、

確実に自分も成長している。

反対に、前を走る人がいなければ、

目標を失ってしまうのと同じで、

人生も停滞してしまう。

人生は、選択が道筋を決める。

いま、自分の行く道がぼやけて見えない人は、

前を走る人を見つけよう。

その人を追い続け、追い越せば、

自分の目標が達成できる。

その人を見つければ、

人生の目標設定はできる。

後は、まっすぐ走っていけばいいのだ。

 

 

 

 

 

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飛び込め、そして、自分の色を出せ

(今日のコトバ)

 

その手にのれ。そして、この手にのせろ。

 

 

 

 

まず、飛び込んでみる。

躊躇してばかりでは、何もわからない。

内側に入ると、

外側とはまったく違う世界が展開されている。

誰でも経験があるはずだ。

世の中でも、いろいろなケースがある。

従業員は笑顔で真摯な対応をしてくれる企業が、

裏では有名なブラック企業だった。

反対に、厳しい業界だといわれて足を踏み入れたけれど、

仲間たちは和気あいあいやっている。

もっといえば、自分にフィットした業界だと思ったが、

そうでもないかもれない。

それもありうるケースだ。

つまりは、はじめてみなければわからない。

やってみなければわからないのだ。

もちろん、どんな環境にも慣れまでの時間はかかる。

そこは少しはガマンして慣れるまでやってみる。

そこで判断すればいい。

そして、自分にフィットしてやっていけるとなったら、

自分の色をしっかり出していい。

自分の土俵にしてしまえばいいのだ。

だからこそ、まず、飛び込んでみる。

その勇気が大切なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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優しさには力がいる

(今日のコトバ)

 

もっていない優しさを、人にあげるな。

 

 

 

 

優しさは、時に落ちこんでいる人にとって、

大きな力になる。

その人が復活するために、

必要な条件のひとつといってもいい。

誰かに優しくされること。

心から望んでいることだ。

だが、優しくしてくれる人が、

ほんとうに優しくできる力がなかったら、

どうだろう。

無理して優しくしてくる。

誰かの力を借りて優しくしてくる。

悪意を持って優しくしてくる等。

優しくする力をもってないで、

人に優しくする。

それは、後々、優しさではなく、

人間関係を崩壊させる方向へ進んでいく。

本心は優しくしたくないのに、

対面上、優しくする。

優しくするために、

他に人から優しさを借りてくる。

(場合によっては、金銭であることもある)

騙すために優しさという恩を売る等々。

優しくされた側からすれば、

本気で感謝したり、本気で頼ったりすると、

まったく違った結果になる。

だから、優しくする側は、

優しくする力がある時に優しくする。

本気で優しくしたい時に優しくする。

反対に、優しくされる側は、

優しくしてくれる相手を見抜く。

力ない人の優しさは、

自分のためにならないこともある。

そのことを忘れてはいけないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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目的の先に、人

(今日のコトバ)

 

目的地は、人でした。

 

 

 

 

人は目的を決めて、

目的に向かって前進していく。

自分の夢への挑戦、

自分の可能性への挑戦等、

様々な目的がある。

どれもが素晴らしいことだし、

どれもが価値があることだと思う。

ただ、いつも感じることがある。

目的を達成した結果、

何が欲しかったのだろうかと。

仮に、目的達成が成功だとする。

その成功は、もちろん、感動し、興奮し、

気持ちもよくなるだろう。

だが、ほんとうにそこがゴールか。

否、実はその先に

求めていたものがあるのではないか。

それは人が認めてくれることではないか、と。

認めてくれるというといやらしいかもしれないが、

自分が目的を達成することによって、

人が喜んでくれる。人が泣いてくれる。

人が感動してくれる。人が評価してくれる。

人が羨望のまなざしで見てくれる等、、、、。

人が自分にとってくれる行動が、

とても大事になってくる。

目的達成したからこそ、

認めてくれる。いい方を変えれば

人とのかかわり方が変わる。

そこが人生の醍醐味になる。

つまり、目的の先に人がいる。

やっぱり人は人がいなくては生きていけない、と。

目的が達成される度に強く思うのだ。

 

 

 

 

 

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今日を実証せよ

(今日のコトバ)

 

昨日にガタガタいわせないために、今日がある。

明日をバタバタさせないために、今日がある。

 

 

 

 

人生で今日がいちばん大切。

そんなことは、わかっている。

だが、人は人生がうまくいってないと

昨日ばかり振り返る。

イケイケになると、明日ばかり語りたがる。

今日がおろそかになる。

だが、どんな状況でも

今日何ができるか大切なのだ。

今日できることが実力のすべてをあらわす。

昨日までできたこと、あるいは、

明日できそうなことは実力ではない。

もちろん、昨日までの実績がある人はいるし、

これからの期待値もある人はいる。

その中で今日という日がどれぐらい大切か。

考えればわかる。

今日を実証しなければ、

いままでもないし、これからもない。

だからこそ、今日に力を発揮する。

今日に全力を尽くす。

そのことを忘れてはいけない。

人生は、過去、現在、未来が、

つながりながら歴史をつくる。

その肝になるのが現在、

つまり今日。

今日何をするかが

人生でいちばん大切なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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デマも真実になる

(今日のコトバ)

 

噂は、噂でも完成されていく。

 

 

 

 

人の噂は、あくまで噂のはず、だった。

ただ、人から人へ、

3人、4人、5人と伝わると、

噂は肉づけされ、かなり完璧な情報になる。

となると噂は噂でなく真実になってまう。

もちろん真実もあるだろう。

少しだけの真実もあるだろう。

だが、まったくのデマもたくさんある。

このまったくのデマの時が怖い。

デマであるにもかかわらず、

話としては完璧。

誰もが真実として認識してしまう。

さらにいえば、

完璧なデマが人へのものだと大変なことになる。

いじめの温床になったり、

誹謗・中傷の発信源になったりもする。

だからこそ、注意をしなくてはならない。

SNSがこれだけ普及すれば、

デマの速さも一瞬で伝わり、

噂の域をすぐに越えてしまうのだ。

いま、噂に惑わされてる人も、

噂を拡散しようとしている人も、

少しだけ立ち止まって、

正しい情報か、デマではないか、

人を攻撃していないか考えてみよう。

間違った情報、デマでも、

すぐに世界を駆けめぐる。

そのことを忘れてはいけない。

 

 

 

 

 

 

 

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基礎のある人生

(今日のコトバ)

 

花は、根に命をあずける。

 

 

 

 

キレイに花が咲き誇るのは、

根が大地にしっかりはえているからだ。

根が木を支え、

花を咲かせるために栄養もおくっている。

人間においても、根にあたるものがある。

それは、基礎だ。

基礎がしっかりしていれば、

人生が揺るぎないものになる。

体の基礎、精神の基礎、基礎がしっかりしていると、

人生はブレることがない。

何か壁があっても、何かアクシデントがあっても、

何か不測の事態があっても、

基礎があれば乗り越えられる。

基礎があるから対応できる。

基礎があるから応用できるのだ。

人間は、自分の好きな分野で

生きていきたいと思っている。

その時、その好きな分野において、

基礎はしっかりしているか。

していると判断できるなら、

前へ進めばいい。

まだ、基礎がないと思ったら、

つくりあげればいい。

まぐれだったり、

ちょっと才能があると思ったぐらいで、

前へ進むと痛い目にあう。

反対に、基礎がしっかりしていれば、

ジタバタする必要はない。

人間、基礎のある分野で戦えれば、

ブレない、倒れない自分で生きていける。

基礎をもって生きる。

そこが人生の大きな分岐点になるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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事実だけではない

(今日のコトバ)

 

事実だけで攻めたら、現実は悲鳴を上げる。

 

 

 

 

文科省の内部文書が事実かそうでないかと、

連日、マスコミ報道を騒がせている。

解決するには、その文書を発信元をつき止めて、

真偽のほどを明解にすればいい。

ただ、この文書が本物でなくては困る人と

本物であっては困る人がいて、

簡単な作業が遅々として進まない。

報道をみているだけでは、

「何やってんだ!」と思ってしまう。

だが、人生においての事実はどうだろう。

何も利害関係がなく、

誰も困らないものは、

事実は事実として普通にまかり通る。

ただ、人と人の関係で利害が発生すると、

事実の前に考えることがある。

自分に利益があるか。不利益があるか。

相手に利益があるか。不利益があるか。

その結果、いずれの場合も、

事実をそのまま伝えない方がいい

という判断になる時がある。

つまりは、嘘をつく、

あるいは、いまはやりの忖度するということもある。

人は、人生経験の中で知っている、

事実がどけれだけ人を追いつめるかを。

だから、事実をそのまま伝えないという知恵を使う。

文科省の内部文書の件は正しく伝えられるべきだが、

自分の人生の中では、

事実だけで突きつめられると苦しくなることがある。

政治の場がいい反面教師になっていると思う。

 

 

 

 

 

 

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負けは素直になれる時間

(今日のコトバ)

 

敗北は、爪を研ぐにはいい季節だ。

 

 

 

 

できれば負けたくない。

勝つにこしたことはない。

ただ、勝つと結果が出たということで、

反省をおろそかにする。

修正しなければならないことを

修正せずに終わることもある。

もっというと、気持ちがゆるみ、自分を解放してしまう。

一度、自分を解放してしまうと、

もう一度、自分を規律の中に戻すのは難しくなる。

反対に負けると、まず、最低、負けの分析をする。

なぜ負けたのか、後悔も含めて分析をする。

さらには、負けたからこそ、聞く耳ももつし、

リベンジへの情熱もわいてくる。

誰もがというわけではないが、

人は負けた時に素直になれる時間ができる。

そこが次への戦いへのチャンスだ。

素直になれれば、

吸収できることも増える。

貪欲にもなるし、新しい目標も見つけようとする。

自分が成長するには、いいチャンスだ。

人生、戦いは息をひきとるまで途中経過。

負けを次の人生に生かすのだ。

 

 

 

 

 

 

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