かけがえのない人間

(今日のコトバ)

 

高く売りたければ、高い値づけをしろ。

 

 

 

いいものだから高く売る。

あたりまえの話だが、原価から考えたとき、

ほんとうに高いものが高く、安いものが安いのだろうか。

もしかすると一流というブランドロゴがあるから、

高い値づけをされているかもしれない。

高級店で売られているから、高い料金設定をしているかもしれない。

すべてがすべてではないが、料金なんてあってないようなもののところもある。

つまり、売る側の胸三寸だったりする。

それは、人間でもいえる。

たいして実力もないのに親の威を借る人間もいれば、

腰巾着で出世したのに、肩書きだけで権力行使をする人間もいる。

たいして実力がなくても、ふてぶてしく生きるいる人間がいるのなら、

誰もが胸をはって堂々と意志と主張をもち、生きるべきではないだろうか。

人間の価値は高い低いではないけれど、

言葉にすれば人間すべてが高い価値があるのだ。

だから、自分の志、自分の誇りを高くもって生きていこう。

ひとりひとりに名前があるように、

誰もあなたの代わりはいない。

それだけで高い価値がある。それだけで存在理由がある。

人間はすべてかけがえのないものなのだ。

 

 

 

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殻は破れる

(今日のコトバ)

 

狂ってみると、未開の自分にたどり着く。

 

 

煮つまって、行き止まり感があって、

どうも現状の殻から抜け出せない。

進歩している自分をどこにも見出せない。

人生をやっていれば、誰にでもぶちあたる壁だ。

その時、人は努力をしたり、未知の分野に取り組んだり、

旅に出たりして、新しい自分を見つけようとする。

様々な自分探しがあって、様々な解決方法がある。

そこにひとつ、狂ってみるという方法もあると思う。

何もドラッグや酒で狂えといってるのではない。

ひとつのことを徹底的にやる。

自堕落なものでもいい。さして生産性がないものでもいい。

好きなら、罪にならないならなんでもいい。

趣味の延長でいい。とにかく「あいつおかしいんじゃねえ」

といわれるまでやり抜いてしまう。

それがゆくゆくは新しい自分を発見するきっかけになることもある。

もしかすると自分の危機を救ってくれることになるかもしれない。

人生は、世の中は、どこにでも道はある。

どこからでも頂上に行けるようになっているのだから。

 

 

 

セルティックの中村俊輔がスコットランドリーグでハットトリックを達成した。

先日もチャンピオンズリーグでマンチェスター・ユナイテッドにフリーキックを決めた。

日本の天才といわれても実力を発揮できない選手がいるなか、

彼はチャンピオンズリーグ、スコットランドリーグという未開の地で

歴史を塗り変える結果を出している。日本代表に早く復帰してもらいたいものである。

 

 

 

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宇宙で唯一の想像者

(今日のコトバ)

 

想像が走り続ける距離に、

人間は追いついていけない。

 

 

 

人間の想像力は果てしないものがある。

技術では到底追いつけない壮大なロマンがある。

その想像力をゆっくりと少しずつクリアしてきたのが、

文明の歴史でもある。

とすると、いま、頭の中にある想像は、

やがて現実のものとなる。

たとえば、宇宙の果てまで自由に行き来できたり、

過去へも未来へも自在にタイムトリップできたり、

ガンが風邪のように治ってしまったりすることも、

想像力によっては可能になってしまうかもしれない。

ただ、それほど大それたことでなくても、

少し頭を使えば人間は快適に生きていける。

日々の暮らしに工夫があるだけで楽に生きていける。

既成のもの中で生きるより創ったものの中で生きる方が嬉しい。

想像がなければ、進化がなく昨日と変わらない今日が続いていくばかりだ。

生活に想像力を。夢に向かって想像力を。

人間には、宇宙で唯一の想像者なのだから。

 

 

 

 

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命いっぱい生きる

(今日のコトバ)

 

命は、意志のある方へ動いていく。

 

 

 

 

命を燃やすための

根源は自分の意志からはじまる。

その意志が薄弱であれば、燃え上がるものはない。

強く、たくましい意志があるからこそ、

人は情熱の炎を大きく燃え上がらせる。

つまり、命のエネルギーが人生を

熱くダイナミックに動かしていくのだ。

命は、ただ心臓の鼓動ではない。

命は、意志となって頭脳に指令を下す。

命は、行動となって表現される。

と思うと、命は人格であり、

この上なく愛しいものだと思える。

もし、意志が強い人がいたら、それは命が強い人だ。

もし、行動力がある人がいたら、それば命の行動力がある人だ。

できれば、あなたも命いっぱい生きて、

素晴らしい人生を歩んでもらいたいものだ。

 

 

 

日本ハムファイターズが25年ぶりにパ・リーグを制覇した。

大沢親分が監督時代以来だから、ほんとうに長かった。

万年Bクラスといわれたシーズンから、よくぞここまで強くなった。

これも、北海道という命のある方向へ動いた結果かもしれない。

あっぱれ、あっぱれである。

 

 

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グチは弱音をはき出している

(今日のコトバ)

 

不満を叫ぶ時、自信が泣いている。

 

 

 

グチや泣き言をいつもいっている人は、

スキルはともあれ何かを任せようとは思わない。

疲れたり、苦しくなって、少々の弱音はしかたないにしても、

出来事があるごとにグチをいう人は信用できない。

ネガティブを感染させている人といってもいい。

また、冷静にグチをいっている人をみると、

自信のなさの現れのような気もする。

寡黙こそが美徳とはいわないが、

恐れていないならグチもでないはずだ。

むしろ、グチをはくことによって、

自分の自信もはき出しているような気さえする。

人は何かに立ち向かうとき、自信という武器は不可欠だ。

だから、出来事に対して無駄なグチはやめよう。

不満だからといって、弱音をはくのはやめよう。

その行為が自信という武器を無くしてしまっているのだから。

 

サッカー日本代表がインドに3対0で勝利した。

ただ、日本代表のパスが思うほどつながらず消化不良。

挙げ句の果てに、途中で停電あり、ピッチ上に犬が乱入したりで、

国際大会とは思えない試合だった。

オシム監督よ、グチは言うまい、次の試合の課題を探せ。

 

 

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人生で生きるべき大陸

(今日のコトバ)

 

 

人生大陸を、発見しよう。

 

 

 

学校、会社、クラブ、、、、、。

自分の夢を叶えたら行ける場所が人生にはある。

その場所をいち早く見つけ、その場所まで一直線に行けることが、

人生設計には大きな意味をもってくる。

生きるためのコンセプトが決まってしまえば、

無駄なく最短距離を選んで目的地に着ける。

ただ、迷い悩みながらどこへ行けばいいか決まらない人もいる。

それは、新しいステージに立ちたくて考えているのなら、

悪いことではない。迷った分、いい答えが見つかるかもしれない。

しかし、人生の行く場所を探そうしていないで立ち止まっているのは問題だ。

行く場所を見つけなければ、歩く道もわからない。

だからこそ、人生の目的となる大陸を見つけるのだ。

見つかってしまえば、歩くスピードはあがる。

時間を短縮して近づける。

その場所は、人生で生きるべき大陸。

人生の宝島なのだ。

 

中日ドラゴンズがセ・リーグを制覇した。

猛追する阪神タイガースを振り切っての優勝。

WBC以来、今年の野球はおもしろい。視聴率はともかく

高校野球も、パ・リーグも、感動の連続だった。

こうなれば、中日ドラゴンズは日本一になって

球界の頂点まで登りつめてほしい。

オレ流・落合監督は、いつもクールに装っているが、

今日の涙をみると、とても熱い男だと感じる。

彼の宝島は、中日ドラゴンズだったのかもしれない。

 

 

 

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幸せの旬

(今日のコトバ)

 

あの人に何かしてあげようと思った時、

もう幸せは始まっている。

 

 

 

何かいい事があって、幸せだと感じている。

自分が幸せの絶頂にあると感じている。

その時は、ほんとうに幸せだと思う。

ただ、幸せの期間からいうと、

いい事が起こった時から幸せが始まると感じるのは、

少し遅すぎると思う。

何かに向かって立ち向かう時、何かを始めた時、

そして、何かをしてあげようと思った時、

自分の心模様を考えると、

もう幸せな気分に包まれてはいないだろうか。

楽しいことは結果が出た時だけでなく、

過程にある時もある。

少なくても自発的に何かを始めたのなら、

その先の目標達成に向かって意気揚々としているはずだ。

途中で挫折するかもしれないが、

始める楽さ、そこにも幸せが存在している。

人間は、人生に幸せがないと生き抜けない生き物。

だから、幸せの旬を逃すな。

ちゃんと幸せを意識すれば、幸せの生命は思ったより長いのだ。

 

 

 

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わかっているものを少しづつ

(今日のコトバ)

 

悪戦苦闘を体で知れば、

安全地帯に行く道も足が勝手に動き出す。

 

 

 

何事も経験すれば、どのように対処すればいいか理解できる。

マニュアルを読むだけで、自分の体では覚えられない。

体で理解していないと、とっさの時に反応できない。

となると、実はその知識は無駄であることに等しい。

何もかも経験すればいいというものではないが、

経験すればピンチになった時に対処法だけは身につく。

さらにいえば、途轍もなく大変なこと、困難を極める事業に立ち向かう時、

その困難と同様の困難を乗り切っているか、いないかが自信の根源となる。

もし、乗れ切っていれば、落石があったり、障害物があったり、

猛獣が飛び出す人生の困難でも、時に戦い、時に逃げ、時に対話して、

切り抜ける策を講じることができる。経験をしている人間は強いのだ。

もし、これから間違いなく困難を経験することがわかっているなら、

いまから部分部分でいいから困難を対処できるよう経験しておこう。

何も知らずに出たとこ勝負をすると痛い目にあうのがおちだ。

「わかっているものを少しづつ」

ある日来る困難に立ち向かうためのひとつの方法だ。

 

 

 

ソフトバンク・ホークスが西武ライオンズに勝った。

プレイオフ制度がはじまってまさに苦闘の連続であったソフトバンクが、

いい勝ち方をした。主砲の松中もホームラン、5打点と大活躍。

昨年までの経験を活かして、この勢いを味方につけて、

札幌まで勝ち抜けてほしいものだ。

 

 

 

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夢への壁をぶち破ろう

(今日のコトバ)

 

爆発力には、導火線がある。

 

 

 

ダイナマイトが爆発するために導火線があるように、

人間の気持ちが爆発するときも導火線がある。

いくらなんでも何もないのに興奮したり、怒ったりはしない。

感動する状況が、戦わなければいけない状況が、

誰かの行為が、誰かの言葉が、ふがいない自分が、

導火線となり人間は爆発する。

この世の中、腹が立つことばかりで、

怒りがたまってたまって、ある日、ぶち切れる。

そういう爆発力もあるだろう。

しかし、本来の爆発力は、自分の能力の限界点を越えた力を

ここ一番に発揮することにあると思う。

その意味での爆発力の導火線は、

感動、興奮、自信、陽気、前向き、闘争心、執念の中にある。

これらはすべて、明日の自分を切り開く力と同じものだ。

できれば、ぶち切れるために爆発力を使うのではなく、

夢への壁を、ぶち破るために使おう。

そして、もっと進化した自分へ成長するのだ。

 

阪神が追い込んできた。金本の24・24号で勝利し、

中日とゲーム差2になった。中日の強さもさることながら、

阪神のこの1ヶ月の爆発力は恐るべしだ。

最後に奇跡が起こって新庄率いる日本ハムとの

日本一決戦になると、この秋も野球で楽しくなる。

 

 

 

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生き返る場所

(今日のコトバ)

 

帰る場所があれば、人間は復活できる。

 

 

入院をすると、家の恋しさがよくわかる。

長い期間、出張すると家のベットで眠りたくなる。

残業で疲れ果てれば、家に一分でも早く帰りたくなる。

人は、帰る場所があって、また、生き返る。

反対に、家庭がうまくいっていなくて、

家に帰りたくない人もいるとは思うが、

その人は生き返る場所がないに等しい。

そうなると生き生きとした人生は送れなくなる。

だからこそ、自分の帰る場所は必要だ。

何も家でなくても、行きつけの飲み屋でもいい。

ここへ帰れば、また、復活できる。

毎日帰れる故郷のような場所をもつ。

それが、生き生き生きるための第一歩だ。

 

 

 

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