(今日のコトバ)
外向きの顔は、すぐ乾いてしまう。
猫をかぶるというけれど、人は良く思われたい時、
特別に違う人格をつくって媚びを売ることがある。
いちばんよくあるのが、けして性格が良くなく、
自分も悪いと思っているのに、作り笑いを絶やさず、
「あの人、いい人ね」と思わせようとする。
でも、そのいい人作戦は、もともと悪い性格を
時間限定で良くみせるだけだから、
気持ちがオフになった瞬間、最悪の人格が存在する。
これが面接の時だったりすると大変だ。
質問が想定の範囲なら、ニコニコ話せるが、
いじわるな質問を投げかけると、どんどん顔の表情が険しくなる。
しっかり外向きの顔をつくってきたのに、
面接が終わるころには全部崩れてしまっている。
ま、とにもかくにも顔は自分の生き方が描かれてしまう。
もし、いい顔を、いい表情をしたいなら、
日々、自分の生き方に磨きをかけるべきだ。
時間はかかるがいい顔に、きっと変わっていくはずだ。