蒔いた種が牙をむく

(今日のコトバ)

 

 

殴られた者は必ず殴り返す。

それも殴られた以上の拳で。

 

 

いじめた方は忘れても、いじめられた方は覚えている。

殴った方は忘れても、殴られた方は覚えている。

加害者は忘れても、被害者は覚えている。

あたりまえかもしれないが、この構造は変わらない。

やった者の気持ちは時間とともに消えていくのに、

やられた者の気持ちは時間だけでは解決できない

ものがある。それは「痛み」だ。

「痛み」は消えようとしない。むしろ、心の奥で成長さえしていく。

もし、殴られたら、リベンジという形で、

殴り返すそうとする。

それも殴られた以上の拳で殴りにいく。

一回は一回というわけにはいかない。

だから、加害者側になる可能性のあるものには気をつけよう。

自分の気持ちより数十倍の復讐の芽が生まれていることを

肝に銘じよう。

自分の蒔いた種で相手の牙がむいてこないように。

 

 

 

 

(トピックス)

 

 

フジテレビ、ドラマ好調

 

 

久々、福山雅治主演の「ガリレオ」、シナリオが前作にまして秀逸な

坂口憲二主演「医龍2」、そして、土曜の23時台を開拓する岡田准一

主演「SP」と、視聴者を満足させるドラマが揃った。「ガリレオ」

の新しいタイプのミステリーは新鮮だし、「ハゲタカ」と同じシナリオ

ライターを起用した「医龍2」は、白い巨塔とブラックシャックを

足して割ったようなおもしろさがある。「SP」も「踊る大捜査線」の

監督が同じ捜査エンターティメントを撮っている。ドラマが低調な近年

としては、並々ならぬ力の入れようだ。

 

 

 

 

 

 

 

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