(今日のコトバ)
無事是名人。
馬だけの話でなく、健康であることが、
人生の名人といっても過言ではない。
頭脳で完結する仕事だって、体を使う仕事だって、
決まって「最後は体力だ」ということになる。
元気で、倒れず、着実に進む人間が結局、
頂点に立ってしまう。
いい例えではないかもしれないが、政治家だって、
あれだけのプレッシャーがある仕事を70歳を越えて
こなしてしまうのは政治力以上に体力が必要なはずだ。
70歳代の福田総理が平然と業務をこなせるが、
50歳代の安倍元総理は体力がついていかなかった
ということもある。
会社のトップに立つ人も、若い頃はトップで出世した
のではないのに、定年間近になって、急速に上りつめていく。
「体力があって、経験かある」というポイントが大きいという。
つまり、人生の後半になればなるほど、
「体力勝負」でチャンスがふえていく。
無事是名人。若いうちのダンゴレースから、
第四コーナーをまわった時、体力がものをいう。
現在は、体力だけでなく、メンタルも重要だが、
大器晩成ということわざの通り、
人生のクライマックスが後半にあるとするなら、
無事である、体力がある、健康であるということは
必須条件になるのだ。
(トピックス)
佐藤3位、福岡国際マラソン
ハーフマラソンの日本記録を持つ佐藤敦之(29=中国電力)が
日本歴代4位の2時間7分13秒で日本勢最高の3位に入り、
北京五輪出場が有力となった。
早大が7連覇達成
関東大学ラクビー、伝統の一戦で早大が71‐7で明大に大勝し、
7年連続20度目の優勝を果たした。関東学院が不祥事の状況で
早稲田黄金時代がやってくるのか。
日本4‐3韓国、北京五輪アジア予選
韓国は初回、高永民のソロで1点先制。だが日本は2回、
大村の適時打で追いつき敵失で逆転。3回にも阿部慎之助の適時打で加点した。
韓国は4回、日本先発成瀬から李宅根が適時二塁打を放ち1点を返した。
その後は両軍継投合戦となり、日本1点リードで終盤へ。
日本は8回、稲葉の適時打で4点目。最後は継投。
9回は上原浩治で韓国を振り切った。
成瀬善久、川上憲伸、岩瀬仁紀、上原浩治の豪華リレーでの勝利。
韓国のねばりと上原の凄さが際立った。
それにしても観ているだけでヘトヘトになった。
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