(今日のコトバ)
言葉の汚れていない人に一票を投じる。
バラク・オバマと麻生太郎。国家を代表する人の演説を
ここ最近よく耳にする。
単純に比較できないけれど、オバマの方が胸を打つ演説に聞こえる。
Change.Yes,we can.というスローガンをかかげ、
精神的なことで国民の気持ちをひとつにしていくオバマ。
ただ、上手な演説というだけでなく、
その先に魂のようなものが感じられ、
「この人と国をよくしようという」気持ちになれる。
反対に、麻生太郎は具体的に話しているのに、
給付金問題、公務員制度問題、消費税問題等と納得できない話が多い。
このふたりの差は何か。
ひとつだけではないと思うが大きな要因は、
キレイな意志がそこにあるか、ないかではないだろうか。
オバマはグリーンニューディール政策のもと、
国民を、人類を幸せな方向へ導こうとしている。
麻生太郎はその場しのぎで未来が見えてこない。
言葉が汚れている気がする。
言葉なのだ。言葉を汚さずに使うことが、
一票を手にする大切なチカラなのだ。
それは、政治家だけの話ではない。
人間だけにでも通ずる話。
言葉を汚さず、人生に光をあてよう。
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